10月も残りわずか、今年もいよいよ年末に向けて忙しくなるのではないでしょうか。
これからの時期は忘年会など、集まって飲む機会が増えてきますよね。
何人かで飲むならやっぱりワイン、当店ヴィンサントではイタリアのワインを中心にソムリエが厳選した銘酒を取り揃えております。
本日はオススメのイタリアワインをご紹介致します。
北イタリア、ヴェネト州のワイナリー マンザーネの作るプロセッコです。
プロセッコとは、ヴェネト州のスパークリングワインDOC、つまり原産地呼称のことです。
わかりやすく言うと、シャンパンはシャンパーニュ地方で作られていないとシャンパンを名乗れない、ということと同じですね。
軽快な味わいと、青リンゴやグレープフルーツのようなと爽やかな香りと酸が優しいプロセッコは食前酒として最適です。フレッシュフルーツを割ってカクテルにするのも相性抜群なのでオススメです。
数あるプロセッコの生産者の中でも特に、大量生産よりもクオリティにこだわる素晴らしい作り手、マンザーネ。
ちなみにラベルの20・10はヴィンテージではなく初リリースされた2010年を記念して命名されたものなのでお間違いなく。
こちらは南イタリア、カラブリア州の白ワインです。
カラブリアはイタリア半島をブーツの形に例えた時のちょうどつま先の部分に当たる場所ですね。
冷涼な北イタリアと比べて南イタリアは比較的温暖で日照時間も長く太陽をたくさん浴びた葡萄が果実味たっぷりのワインを作り出します。
フェッロチントのコッツォデルペレグリーノはグレコビアンコというイタリアの地葡萄を使って樽熟成を行う白ワイン。
涼しくなってきた秋にはやはり白ワインもキンキンに冷やしたシャープでドライな味わいのものよりも、この一本のようにふくよかで厚みのあるエレガントな白ワインをオススメしたいですね。
ここからは赤ワインのご紹介です、まずは北イタリア・ピエモンテ州のワイナリー モンキエロカルボーネの作る赤ワイン ペリーザのご紹介です。
モンキエロカルボーネはピエモンテ州に数々のワイン畑を持つワイナリーで、様々な銘柄ワインをリリース。特徴的なライオンのドアノックのラベルデザインでも有名です。
こちらのペリーザはバルベーラというイタリア、特にピエモンテ州中心に作られる葡萄から作られるワインです。
バルベーラは華やかで果実味がありシャープで上品なワインを生み出す葡萄、個人的にもイタリアワインの中で1.2を争う好きな品種です。
ペリーザはバルベーラの特徴をしっかりと現しながらも非常にライトでタンニンをほとんど感じさせないほど滑らかなボディ、一杯目からでもすらりと飲めてしまう赤ワインです。
中部イタリア・アブルッツォ州の赤ワインです。モンテプルチアーノダブルッツォというやたらと長い名前がこのワインの葡萄品種の名前で、イタリアを代表する黒葡萄の1つです。
イタリアの赤ワイン生産量ランキングでは毎年必ず上位3番以内に入るほど、イタリアといえば、という赤ワインがモンテプルチアーノダブルッツォですね。
コスト重視で大量生産を行なってきた作り手も多いので、モンテプルチアーノダブルッツォ=安いワインという悪いイメージを持たれてしまう歴史もありましたが、こちらのフォッソコルノはモンテプルチアーノを使ってより良い赤ワインを作ろうと研鑽を続ける生産者の1つ。
コスパが良い、という正しい意味でいうと価格以上に素晴らしい味わいのコスパ最強ワインです。
ベリー系のたっぷりの果実味にほどよいタンニンのミディアムボディ、料理も鶏、豚、牛に調理法も問わず合わせやすい万能選手です。
最後にご紹介するのはこちら、北イタリア・ヴェネト州の赤ワイン アマローネです。
アマローネはイタリアワインを代表する高級ワインの一つとも言われています、有名なバローロやバルバレスコ、ブルネッロディモンタルチーノなどにも並ぶ銘酒です。
アマローネは葡萄を一度陰干ししてレーズンのようにしてから絞るという独特の製法で作られます、これによって凝縮感のあるワインに仕上がります。
アルコール度数も通常の赤ワインよりも1〜2%程高くフルボディな味わいは食後にゆっくりと飲むのにふさわしい一本ですね。
Naoshi Morioka 森岡尚史
VinSanto Bar & Whisky shop 恵比寿
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