2019/11/07
イタリア最北の州、南チロルと呼ばれるアルトアディジェで、1908年に60軒の農家が設立した協同組合がケラーライ・グリエスです。
大規模ワイナリーが葡萄を買い叩き、農家が利益を得られない状況から脱却し、農家自らがワインの生産まで責任を持つシステムは、地域のワインの品質向上にも繋がりました。
2001年にはケラーライ・サンタマッダレーナと合併。世界的に評価される ワイナリーとなりました。品質と価格のバランスの取れた。魅力的なワインを生み出しています。
夏は非常に暑くなるボルツァーノの気候を最大限に活かした高品質の赤ワインを中心にしたラインナップをお届けします。
こちらはサンタ・マッダレーナ丘陵で作られる伝統的な白ワインです。
ピノ・ビアンコというと、マイナーな葡萄の様に思われるかもしれませんが、地元アルト・アディジェの酒場では、「白ワインを」と注文すると、何も言わなくてもほぼ「ピノ・ビアンコ」が出てくるそうです。
それほど地元に愛されているワインのテイストですが
摘みたての果実を想わせる爽快な香り
味わいの方は最初は酸味ですが酸っぱい酸味とはまた違った酸が感じられ、まろやかな果実味と続きます。
くどさが無いので一杯目や食前に飲むのもいいのではないでしょうか?
Takanori Nakagawa 中川貴智
VinSanto Bar & Private room 恵比寿
03-3464-4641
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