2024/11/11
”県人も、そうじゃない人も。みんな、笑顔にしたい。”というテーマのもと、全国47都道府県それぞれの特産品をボタニカルに使用したクラフトジンを企画・開発し、国内外に発信していくという県ジンプロジェクト。
都道府県ごとの魅力の発信や地域活性化、生産者や販売者をつなぐネットワークづくりも行うというもの。
BARでは必ず出身地や旅行、出張、各地の有名BARや蒸溜所まで様々なきっかけで各都道府県の話になりますからね、楽しいプロジェクトになりそうです。
というわけで今回は最新ボトルの埼玉県ジンをはじめ、お勧めの5本をご紹介。
ご自身にゆかりのない県でも味わいに興味を待って頂ければと思います。
県ジンプロジェクトの最新ボトル、埼玉県から登場です。
なんと、埼玉銘柄・草加せんべいをボタニカルに使用したという変わり種のジン。
創業60年の老舗、草加煎餅丸草一福さんとのコラボレーション。
水分を吸ってしまう煎餅は通常ボタニカルには不向きなそうですが、試作を重ねて辿り着いたバランスで完成させたそう。
米由来の香ばしさと醤油がほんのりと香るジンです。
都道府県番号1番、食の宝庫・北海道の県ジンは利尻昆布をボタニカルに使用したジン。
海の出汁が香る旨味たっぷりのジン、出汁系のボタニカルとジンはやはり相性抜群です。
ロックでゆっくり、ソーダ割で喉を潤すのも良しです。
大分県ジン、使用されるボタニカルは干し椎茸です。
大分県は全国一の生産量を誇る干し椎茸の産地、クヌギの原木で栽培される大分の干し椎茸は肉厚で豊かな風味が特徴的。
干し椎茸には旨みの3大成分のひとつ、グアニル酸が豊富に含まれており、滋味深く出汁感と旨味がしっかり乗ったジンに仕上がっています。
首都東京、東京の特産品は鰹節 つまり出汁がテーマのボタニカルとなっています。
鰹節の老舗・にんべんの本枯鰹節を採用、香りを整える為に日本橋さるや監修のもと黒文字(箸や爪楊枝の原料にもなる木材)を加えてバランスを調整。
和食との相性は言わずもがなですが、ソーダ割りやトマトジュース割りなど楽しみ方は色々な東京ジン。
お茶所静岡、テーマボタニカルはお茶ではなく実はワサビです。
水が綺麗なところでしか育てることができないと言われるワサビ、同様に綺麗な水が必要条件となるお酒との親和性は高いかもしれません。
静岡県の山ワサビ専門農家・伊豆 山の恵み屋が生産したワサビを使用しています。
強いフレーバーではありますが、独特のワサビの香りがクセになりますね。
VinSanto Bar&Whisky Shop
恵比寿/東京都渋谷区恵比寿西2-1-7
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