ラフロイグ 10年 評価(レビュー) / 吉祥寺 Vision

ラフロイグ10年

 

Laphroaig 10y
ラフロイグ 10年

ラフロイグ蒸留所はアイラ島にある蒸留所。1815年創業です。
ラフロイグは、
「好きな人は大好き、嫌いな人は大嫌い」
と言われる味わいと言われます。

ラフロイグで使われいている麦芽のフェノール値は約45ppm。
麦芽はポートエレン製麦工場から35ppmの麦芽を購入し、そこに、自社で自家製麦を行い、強くピートを焚いた麦芽を混ぜることで約45ppmにしています。
自家製麦にあたり、ラフロイグは自社専用のピート採掘所を確保しており、そこから掘り出したピートには海藻の成分が多く含まれることから、それが独特の風味を生み出すと言われています。
ラフロイグでよく表現される香りは「正露丸」。海外には正露丸と言っても通じないので、「燻製」「ヨード」「クレゾール」「正山小種(中国の燻製紅茶)」などという言葉で表現されます。
余談ですが、正露丸の主成分はフェノールで、そのフェノールは木を燃やして取れる油脂を固めたもの。その原材料となる木の生物学的な系統をたどると、1万5千年前にアイラに生えていたと言われる木の系統にあたります。なので、正露丸という表現も間違ってはいないです。
さらに余談ですが、「病院の香り」と言われる方も多いのですが、それは古い病院は手指消毒にクレゾール消毒液を使用していたことにより、その香りが病院に漂っていたことがイメージとなっているのではと思います。現在はアルコール消毒が主流でクレゾールを使う病院は多くないので、「病院の香り」という表現は今後使用頻度が落ちていくと思われます。

さて、ラフロイグですが、現在ボトラーズでリリースされる量がかなり減っています。
また、「ウィリアムソン」という名前で出ているボトルがありますが、これは中身はラフロイグです。
ラフロイグの蒸留所長を努めた女性、ベッシー・ウィリアムソン氏にちなんでつけられた名前で、蒸留所名を明かさない代わりにこちらの名前を使うケースが多いです。現在のラフロイグの「ファーストフィルのバーボン樽を必ず使う」というスタイルを確立し、現在のラフロイグの味のベースを作ったと言われる方です。

「とりあえずラフロイグのハイボール」というお客様も多いかと思いますが、飲み方を選ばず非常に美味しい味わいの蒸留所(癖はありますが)。
Barでの締めの1杯に飲んで、あえてチェイサーを飲まずに口の中に余韻を残して、帰り道を幸せな気分で帰るというのに一時期ハマってました。
ぜひお試しください。

 

Wataru Kobayashi  小林渉
Vision Whisky bar  吉祥寺
0422-20-2023
Google Map  武蔵野市吉祥寺本町1-11-8 耶馬ビルB1
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