ロッホリー蒸溜所 プラウイング エディション 限定モルトウイスキー / 中野 Whisky Burgers

ロッホリー

Whisky Burgersではウイスキーの本数をさらに増やそうと企んでいる中、その内のひとつのテーマを掲げると「新興蒸溜所」なのですが、本日は最近入荷した新興蒸溜所のウイスキーをご紹介いたします。

 

Lochlea Ploughing edition First crop
ロッホリー プラウイングエディション ファーストクロップ

スコットランド、ローランド地方。かつて牧場のあった場所に建てられたのが”ロッホリー蒸溜所”で、それは2018年のこと。
この当時はマルコム・レニー氏がオーナーでしたが、今は元々ラフロイグにいたジョン・キャンベル氏が引き継いでマネジメントをしています。

ロッホリー蒸溜所は元牧場である土地で自社大麦を自社栽培しています。
この牧場は昔、スコットランドの国民的詩人あるロバート・バーンズが農業と詩の制作を行なっていた場所なんだとか。

さて今回、ロッホリー蒸溜所からご紹介するのは年に4回リリースされる限定シリーズのうち「プラウイングエディション ファーストクロップ」。
このシリーズで最初にリリースされたボトルがこちらで、ラベルは霜が降りるほど寒い冬をイメージしています。

“プラウイング”は耕すという意味を持ち、次の季節に種まきをするために畑を耕しピートを燃やして暖を取るスコットランドの冬。
これに合わせて今回はロッホリー蒸溜所初の試み、このボトルはアイラモルトの熟成に使われていたバレルで熟成された原酒とピーテッドクォーターカスクで熟成した原酒を合わせて作られています。

香りは苦味を伴ったピート香、レモンやグレルフルーツのような酸味と蜜の多いリンゴのような甘味。
口に含むとドライなピートが爽快に抜け、レモンキャンディのようなポップな甘味が広がります。

ストレートでゆっくり飲んだり、トワイスアップにして香りを楽しんだり、飲み方を変えてみるのも面白いウイスキーです。
ロバートバーンズというカクテルにしても面白いかも。
ぜひご賞味ください。

 

Chikako Matsuo 松尾 知可子

Whisky Burgers Bar
中野/東京都中野区中野2-30-8 立川ビルB1
03-5340-5808
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