マクダフ 2006 12年 デュワーラトレー オーストラリア赤ワイン樽熟成のウイスキー / 下北沢 Fairground

2021/11/26

マクダフ12年2006

下北沢駅は小田急東口・京王井の頭線中央口より徒歩3分、茶沢通り沿いにひっそりと佇む大人の隠れ家バー、Fairground(フェアグラウンド)。
配属の代々木上原からコンスタントにシフトインしております、松尾です。
今回ご紹介のボトラーズウイスキーはコチラ。

 

Macduff 12y 2006 A.D. Rattray
マクダフ12年 2006 デュワーラトレー

まずはボトラー会社についてのご説明から。
1868年に設立された A.D. Rattray(デュワー・ラトレー)社は、その当時数多くのウイスキーブランドの正規販売代理店として活動し、その後何回かの吸収・買収を経て、現在はあのモリソンボウモア社を経営していた“モリソン・ファミリー”のティム・モリソン氏の所有となり、2004年にシングルモルトをリリースしました。
そして現在ではインディペンデントボトラーとしての地位を確立し、世界各国にその市場を広げるまでになりました。
また、ラベルにはティム・モリソン氏のサインが入っており、それぞれの品質の高さを裏付けています。味にこだわる姿勢が日本市場でも受け入れられている、スコットランドの正統派ボトラーです。

さて、そんな同社が初めてオリジナルのラベルで発売した、シングルカスク&カスクストレングスのシリーズがこの“カスクコレクション”です。

今回ご紹介するのはマクダフ12年。
マクダフ蒸留所といえば、ハイランドに位置する、2種類の銘柄を持つ珍しい蒸留所です。蒸留所名はマクダフですが、ブランド名がグレンデブロン異なるのです。ですのでオフィシャルのシングルモルトはグレンデブロン、瓶詰業者のものは蒸留所名のマクダフで出ています。
そんなマクダフの12年。オーストリアの赤ワインで後熟させており、香りは赤ワイン、ナッティ、クルミ、チェリー、ボディはもったりヘビーでチェリービール、桜、ジャム。
フィニッシュはライトなタンニンがゆっくり続きます。ワイン樽熟成のモルトは最近こそ多く知られています。

個人的にもオススメな一杯。
ストレートをいつものスニフターグラスではなく、ワイングラスで飲むのも乙ですね!

 

Sho Matsuo  松尾捷

Faiground  Bar 下北沢
03-3464-4641
Google Map  世田谷区北沢2-3-12 友和ビルB1
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