2024/02/01
ウイスキーの中にはスモーキーなものや塩気を感じるもの、ブラックペッパーのスパイス感や硫黄の刺激など、いわゆる「曲者」が数多くあります。
そんな一癖二癖あるウイスキーにトライしたいという方。入門編としておすすめなのがこちら。
Oban 14y
オーバン 14年
スコットランドはハイランド地方、オーバン蒸留所。
ハイランドモルトと言えばバランスに優れ丸みもあるウイスキーが連想されます。
蒸留所は港町に所在。ハイランドらしさのほか海の潮風のニュアンスや柔らかなピートのニュアンスも含み、その味わいはハイランドとアイラの中間とも言われます。
こちらはフラッグシップモデルの14年熟成。
焼き栗を思わせる香ばしさと紅茶の上品な香り立ち。
口に含むとダークチョコレートや塩キャラメルのややアダルトな甘み。奥に仄かなピートも現れる複雑さ。
フィニッシュにスパイシー、程良く続く余韻が心地良い。
ストレートからロック、ハイボールで食中酒としても輝く絶妙なバランスです。
当店のジビエ料理と一緒にぜひ。
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