人気で入手が困難になってきたスプリングバンク / Vision

スコッチウイスキーの中でも特に手に入りにくい蒸留所といえばスプリングバンク蒸留所です。
人気のスプリングバンク、オフィシャルボトル3本をご紹介いたします。

 

 

1. スプリングバンク蒸留所のご紹介

<蒸留所情報>
現在の所有者:J&A・ミッチェル社
輸入会社:ウイスク・イー
生産国:スコットランド
地域:キャンベルタウン
創業年:1828年
創業者:レイド家
名前の由来:ー
仕込み水:クロスヒル湖
発酵槽:北欧産カラ松×6基
蒸留器:初留×1基、再留×2基
蒸留器の加熱方法:初留は直火と間接両方可能。再留は間接加熱

スプリングバンク蒸留所は、キンタイア半島の先端に位置するキャンベルタウンにある蒸留所です。
このキャベルタウンという地域は、以前は竹鶴政孝氏がウイスキーづくりを修行したヘーゼルバーン蒸留所があった場所。
ですが、第1次世界大戦前後に粗悪な模造ウイスキーの生産地として有名になってしまい、その結果評判がガタ落ちし、多くの蒸留所が閉鎖。その中で生き残ったのが、このスプリングバンクと、グレンスコシアの2個の蒸留所だけです。

スプリングバンク蒸留所は、家族経営で有名で、伝統的な製法であえて生産量を最大生産量から落として品質重視の製法を続けていることから、評判が落ちた時代にも生き残ることができました。
スプリングバンク蒸留所の大きな特徴は、現在殆どの蒸留所が実施していないフロアモルティングを実施していること。しかもその比率が100%であるということです。現在フロアモルティングを実施している他の蒸留所も麦芽の「一部」のみであり、100%というのはこのスプリングバンクだけです。
フロアモルティングを行うことが高品質なウイスキーづくりに直接つながっているかと言われると、一概にもそう言えない部分もあると思うのですが、これは特筆すべき点です。
また、一つの蒸留所内で、3つの原酒を作っていること。ライトピートで2.5回蒸留のスプリングバンク、ノンピートで3回蒸留のヘーゼルバーン、ヘビーピートで2回蒸留のロングロウです。

 

2. スプリングバンク 10年 Springbank 10y

スプリングバンク10年

<ボトル情報>
蒸留年:ー
熟成年数:10年
フェノール値:約8ppm
樽熟成:シェリー樽、バーボン樽など
アルコール度数:46%

一番スタンダードなスプリングバンクのラインナップ、10年。
ですがこちらもかなり手に入りにくい商品となってしまいました。
世界的なウイスキーブームにも関わらず、伝統的な生産方法を続けていることから、生産量を増やすことができず、品不足となっています。
それに伴い国内販売価格も上がってきており、
「以前はガブガブ飲めるお酒だったのに・・・」
と残念がるお客様も多いです。
10年の特徴は、非常に強い塩気です。これはキャンベルタウンのウイスキー全般に共通するポイントで、その中でもこの10年は特に塩っぽさが強いです。
これが長期熟成を経ると非常にフルーティーなフレーバーが出ます。

 

3. スプリングバンク 12年 カスクストレングス Springbank 12y Cask Strength

スプリングバンク12年

<ボトル情報>
蒸留年:ー
熟成年数:12年
フェノール値:約8ppm
樽熟成:シェリー樽、バーボン樽など
アルコール度数:54.8%

スプリングバンクがリリースする本数限定ボトルの12年カスクストレングス。
だいたい年1回リリースくらいでしょうか。
大変人気のボトルであることは間違いないです。
上記に、長期熟成を経るとフルーティなフレーバーがという話を書きましたが、少しフルーティーさが増した印象はありますが、長期熟成というところまでは行っていません。

 

4. スプリングバンク ローカルバーレイ 10年 Springbank Local Barley 10y

スプリングバンクローカルバーレイ

<ボトル情報>
蒸留年:ー
熟成年数:10年
フェノール値:約8ppm
樽熟成:バーボン樽77%、シェリー樽20%、ポートワイン樽3%
アルコール度数:56.2%

スプリングバンク蒸留所がだいたい年1回のペースでリリースしているローカルバーレイシリーズ。
キンタイア半島先端の、ハイキャタデールファームで収穫されたオプティック種の大麦を100%使用していることが特徴です。
熟成年数10年ながら非常にフルーティーなフレーバーと塩気がマッチした素晴らしいスプリングバンクです。

今の所上記3種類まだ在庫ありますので、ぜひまとめてお試しください。

 

Wataru Kobayashi 小林渉
Vision Whisky bar 吉祥寺
0422-20-2023
Google Map 武蔵野市吉祥寺本町1-11-8 耶馬ビルB1
Facebook

Related articles

Back to Top