2013/10/03
私は現在、BARという業界にいるわけですが…このお仕事をし始める前は、
自動車やバイクの整備士業界に足を突っ込んでいた時期がありました。
どちらも共通して感じたことは、なかなか、成功への道は険しい業界だということです。^^;
もちろん、私が他の業界を経験していたら、同じように感じたとは思いますが…^^;
特にバイク業界。
趣味のひとつとして位置する場合がほとんどなので、景気の流れがテキメンに現れます。
3.11、震災後の自動車業界は、思い出すのも悲しくなる程でした。
どの業界にも言えることかもしれませんが、自動車業界は特に商品のやり取りが同業間で多く、
全国各地に同業者の繋がりも多かったので、各地の同業者の苦痛の声は沢山耳にしました。
震災直後…私はハーレータヴィッドソンに勤めていたので、
流通は滞る上に、自粛ムードで需要も激減(゜o゜;;
お店にいながら眠気を堪え続ける程に暇な毎日でした。
そんな中でもわずかにご来店される方々の、ほとんどは、『試乗希望』。
つまり購入を意識した方々です。
本当に極僅かなお客様でした。
身を持って体験して頂く、ということをしなければハーレーの良さや
面白さは伝わらず、いつまで経っても需要は広がりません。
何よりも分かりやすく、ストレートに伝わりやすい宣伝方法はやはり、試乗しかないのです。
このように、日本ではまだまだ体験型のプロモーション対する
アプローチが希薄なのだと感じさせられたお話。
ヨーロッパの車、皆様の意識の中でも高級なイメージをお持ちではないでしょうか?
高級な車は、恐らく安い物以上に売りづらい。当たり前です。
そこで、ヨーロッパはドイツで用いられている、独特な商品プロモーションがあるのです。
皆様、ドイツに旅行されたことはありますでしょうか?
もし、今後旅行のご予定のある方は是非、レンタカーを借りてみてください。
間違い無く、新車同様の高級車を選ぶことができるはずですよ。
ドイツといえば、
メルセデスベンツ
BMW
フォルクスワーゲン
アウディ
有名な高級車が販売され、西ヨーロッパにおけるシェアは約50%。最大です。
その新車を下ろす一番手は必ずレンタカー業者なのです。ご存知でしたか?
理由は簡単です。
新車を試乗して頂き、身をもってその車の素晴らしさを体感してもらう為なのです。
一番簡単に、そして直接的にお客様に宣伝できる方法ですよね。
日本の車業界、長いこと苦戦していますが、良い物を作っているのだから、
もっともっと、ちゃんとプロモーションしたら良いのに(´・_・`)と思ってしまいました。
現在の日本人の車への意識はより安く、より機能的ものに需要が集まっていますが…
体感して、変わりうる意識もあるような気がします。
試乗する方のほとんどは、購入を検討してディーラーにご来店、試乗をします。
そもそも需要がなければ体験出来ないようなシステムは、もったいないですねー。
ドイツのように、気軽に楽しみながら良い物を知れるシステムが理想ですね(^^)
現在はバーテンダーである私。
わたしも、しっかりと良い物をより分かりやすくストレートに、
そして確実に伝えられるよう日々勉強中です!
あ、ちなみに…
今はヨーロッパ車の50~60%がディーゼル車!
試乗すると海外のトレンドを知ることが出来て本当に面白いんですよ(^^)
旅行に行かれた際は、是非!
それでは本日のオススメ。
ドイツのジン
シュリヒテ シュタインヘーガー
キンキンです。ストレートでどうぞ。
Takayo Mano
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