2025/10/05
目黒リパブリックブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます!
今回はドイツ・バンベルクにて歴史のある伝統的なビールをご案内です!
Schlenkerla Rauchbier Marzen
シュレンケルラ ラオホ メルツェン
1678年にビール発祥の街ドイツ・バンベルクにて創業されたヘラー醸造所。
ラオホとは燻製という意味で、ラオホビールといえばヘラー醸造所といってもいいほど伝統的なビールを作ってきた老舗です。
ラオホビールは燻製した麦芽を使用して造られています。
18世紀以前のビールはスモーキーな香りのものが多かったそうで、当時は麦芽を直火にかけて焙煎していた事が理由だそう。
焙煎技術が発達したことで、そのようなビールは減っていきましたが、ドイツ・バンベルクあたりではずっと続けて燻製スタイルのビールを造り続け、今ではラオホビールが有名な街として定着しました。
また、面白い事に燻製ビールには諸説が沢山あり、その昔ビールを醸造していた修道院が火事になり、モルトが煙で燻されました。
そのまま捨ててしまうのが勿体ないという事で、そのモルトを使用してビールを造ってみると素晴らしい味わいになったという説もあります。
今回ご案内するのはヘラー醸造所の「シュレンケルラ ラオホ メルツェン」。
大麦麦芽の焙煎には3年間寝かせて乾かした、フランケン地方の森のブナを燃料に使用し、1日以上の時間をかけて燻します。
香りからしてとても香ばしい燻製香が。
ラオホビールは「飲むベーコン」とも言われており、その呼び名の通り1口飲むとしっかりとした燻製感が口に広がります。
柔らかな麦のスモーキーな甘みを感じつつ、煙たさとホップの苦味が後味に残ります。
麦の甘みと燻製感しっかりながら滑らかな飲み口で苦味も比較的強くないため飲みやすいです。
お料理とのペアリングは当店のバーガーにもサイドメニューの燻製料理にも合うためとてもオススメです。
ぜひお試しください!
目黒リパブリック Beer & Burger
目黒/東京都品川区上大崎3-3-1オバタビルB1
03-3441-6181
Facebook
Instagram