スコッチモルトウイスキーソサエティ 推奨コード(番号) 2022.9月のオススメ / 恵比寿 VinSanto

スコッチモルトウイスキーソサエティ

スコットランドでも最古のウイスキー団体と呼ばれる、スコッチモルトウイスキーソサエティ(SMWS)。
今回はSMWSの9月オススメのボトルをまとめてご紹介致します。

 

 

The Scotch Malt Whisky(SMWS)とは?

スコッチモルトウイスキー・ソサエティ(以下、SMWS)は、1983年エジンバラの古い港町リースで設立された世界初のウイスキークラブと言われています。

ウイスキーを愛し、仲間で分かち合い認識を深め、とにかくウイスキーを楽しむことを目的としたクラブでとして発足。
何と言っても特徴的なのがラベルに蒸留所名が記載されていないことですね、代わりに番号が記載されておりその番号で蒸留所名を暗号化しています。
これは、蒸留所名からイメージが湧いてしまう、視覚のイメージを無くしウイスキー本来の味わいを楽しんでもらいたいとのことから蒸留所名を非公開にしています。

ボトルの形状、デザインは全て統一、記載しているのはソサエティの大きなロゴマークと蒸留年月、熟成年数、瓶詰年月、アルコール度数、そして蒸溜所コードと樽番号。
そして、ウィスキーの味わいと香りをイメージしたポエムのような独創的なタイトルが付けられているのも特徴的ですね。

全てのウイスキーは、ソサエティ選定メンバーによりスコットランド各地にある蒸溜所の協力を得て樽を厳選。加水せず、チル・フィルターもかけずに瓶詰した樽出しのウイスキー本来の味わいが楽しめるのも魅力の一つです。

マニアックな部類のボトルなので置いているお店自体がそう多くはないのですが、当店ヴィンサントでは常時20〜30本のSMWSボトルをご用意しております。

 

Bennevis 2009 11y SMWS78.46
ベンネヴィス 2009 11年

ベンネヴィス 2009 11年

ベンネヴィス蒸留所は西ハイランドの蒸留所で、蒸留所の名前にもなっている、標高1343Mのイギリス最高峰のベンネヴィス山の麓に位置します。
豊かな自然と山頂から流れる清涼な雪解け水と、ウイスキー作りに恵まれた環境となっています。
ちなみに、ベン○○という名前の蒸留所は多く、ベンはゲール語で山の意味であり、山の麓に蒸留所が多いことに由来しています。
オフィシャルボトルはスコッチ愛好家にも高い評価を得ており、コスパ最強のハイランドモルトと称されることもしばしば。

フルーティーで蜂蜜のようなフレーバーとしっかりとした飲みごたえ、かすかなスモーキーフレーバーが楽しめる、お手本のようなハイランドウイスキーです。
こちらのタイトルは【粘りっこいハーブの万能薬】。
ベンネヴィスのもつフルーティーな香りと、ファンネルのようなハーブ香の一本。
少し加水しても楽しめそうです。

 

Glenscocia 2011 9y SMWS93.164
グレンスコシア 2011 9年

グレンスコシア 2011 9年

グレンスコシア蒸留所はスコットランド南部、キャンベルタウン地方の蒸留所です。
キャンベルタウンと言えば、19〜20世紀初頭までウイスキー産業の一大産地で栄えましたが、アメリカ禁酒法時代に粗悪な商品を大量生産し密輸を行ったことで、悪いイメージがついてしまいそのまま衰退。
現在は当時から時代に流されずしっかりと品質を守り続けてきたスプリングバンク、グレンガイル、そしてこのグレンスコシアのみが稼働しています。ブレないことの大切さがよく分かりますね。

ほんのりとした潮の香りや塩気、香水のような華やかなアロマでファンの多いキャンベルタウンモルトです。
こちらのタイトルは【全部桃と薔薇】。
なんともどストレートなタイトル、まさに桃と薔薇のフレーバーを存分に楽しむことが出来る一本です。

 

Fettarcairn 2008 12y SMWS94.15
フェッターケアン 2008 12年

フェッターケアン 2008 12年

フェッターケアン蒸留所は、東ハイランドに位置する蒸留所です。
こちらは、グレンリベット蒸留所に続きスコットランドで2番目に政府認可を受けた蒸留所であり、フェッターケアンが認可を受けたことからその後次々と認可申請する蒸留所が増えたんだそう。
最近ではボトラーからのリリースも少なくなっており、マイナーながらもファンの多い隠れた銘酒です。

バニラ香と麦の甘さが最大の特徴で、軽快でスムースな味わいで飲みやすい印象ですが、熟成を重ねると複雑で奥行きのある表情を見せてくれます。
こちらのタイトルは【さらば、チェダー】。
SMWSお得意の難解系ですね。
レモンやシリアル、干草などの複雑な香りが絡んで、ジンジャーシロップやパイナップルの甘さが後から広がります。

 

Craganmor 2003 17y SMWS37.134
クラガンモア 2003 17年

クラガンモア 2003 17年

クラガンモア蒸留所はスパイサイド地方の蒸留所で1869年創業と、歴史のあるスペイサイドモルト。
長い歴史の中で一時閉鎖や経営母体変更などがありつつも、設備の近代化や蒸留器の増設、見学者向けのビジターセンター開設を行い、安定した生産量を誇り、蒸留所は見学のウイスキーファンで賑わっています。
有名なブレンデットスコッチウイスキーのホワイトホース、オールドパー、クレイモアの原酒としても有名ですね。
ブレンデット用に原酒が回されることが多く、シングルモルトとしては流通がそう多くはありませんが、その確かな実力からモルトラバーからは常に注目されています。

麦の甘さと紅茶葉のような香りの軽快なウイスキーです。
こちらのタイトルは【キジとバナナ】。
分かりやすくバナナ、それも黒く熟した甘味と香りの強いバナナのようなフレーバーに、ジビエのような野生的なアロマが合わさった、なんとも複雑な一本。

 

Bunnahabhain 2013 7y SMWS10.222
ブナハーブン 2013 7年

ブナハーブン 2013 7年

ブナハーブン蒸留所はスコットランド、アイラ島の蒸留所の1つです。
ピートマニアの聖地、とも称されるアイラ島はピートの効いたスモーキーフレーバーが特徴的な、クセの強いウイスキーを作り出すことで有名。世界中のウイスキー好きを虜にして止まない、ウイスキーファンなら一度は訪れてみたい場所の一つですよね。
そんなクセの強いアイラモルトの中では比較的穏やかなスモーキーフレーバーと、ソフトな口当たりから、アイラ初心者にもオススメのブナハーブン。
ピートが最大の特徴であるアイラモルトの中で、敢えてほぼノンピートタイプのウイスキーをリリースするというなかなかチャレンジングで個性的な蒸留所ですね。

こちらのタイトルは【寒い夜のキャンプファイヤー】。
なんとなく情景が浮かびますよね、燻製したナッツやベーコンの芳ばしい香りにハーブや蜂蜜のほのかな甘さのニュアンスも。
まさにキャンプファイヤーで飲んでみたい一本です。

 

Naoshi Morioka  森岡尚史

VinSanto Bar & Whisky shop 恵比寿
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