シングルモルトウイスキー 味わい別人気ランキング ビター&スイート編 / 目黒リパブリック

モルトウイスキービタースイート

アイラに代表されるスモーキーなものから、果実やバニラのニュアンスが感じられるフルーティーなものまで、幅広い味わいのシングルモルト。
蒸留所の立地する自然風土を色濃く反映した味わいが魅力ですが、特にシェリー樽で熟成されたシングルモルトは、カカオのようなビター感や熟した果実の甘みが魅力。

今回は、そんなビター&スイートなシングルモルトウイスキーをランキング形式でご紹介いたします。

 

 

【1位】Knockdhu 2013 10y The maltman Charity bottle for NOTO
ノックデュー 2013 10年 ザモルトマン 能登チャリティーボトル

ノックデュー 2013 10年 ザモルトマン 能登チャリティーボトル

ウイスキー産業で45年をこえる経験を持つドナルド・ハート氏が、息子のアンドリュー・ハート氏と共に2009年に立ち上げたメドウサイド・ブレンディング社。
『優れた者がそうであるように、常に完全を求めて努力する』をモットーにしているボトラーズ会社。

その長い経験を活かし、独自のルートで選出した樽でボトリングされているオリジナルブランドが『The Maltman』なのです。

2024年1月1日に発生した能登半島地震のニュースを受け、日本への友情を示し特別にボトリングされた一本。
売上の5%を義援金として寄付されるチャリティーボトル。

1894年に設立されたノックデュー蒸溜所。
ハイランドで最も小さい蒸溜所のひとつ。
他の蒸溜所と似ている名前がある為、1993年からアンノックという銘柄で販売されています。

ドライイチジク・クランベリー・古樽・枯葉のアロマ。
甘く複雑で、ふくよかな香りが楽しめます。
ビターチョコレート・マーマレード・レーズン・クローブなどがバランスよく現れ、大人向けの洋菓子のような味わい。

リッチかつスムースで、おすすめの一本です!

 

【2位】Ben Nevis 2011 11y Oloroso sherry finish
ベンネヴィス 2011 11年 オロロソ シェリー フィニッシュ

ベンネヴィス 2011 11年 オロロソ シェリー フィニッシュ

1825年に西ハイランドに設立されたベンネヴィス蒸溜所は、とても古い歴史を持つ蒸溜所です。
スコットランド最高峰の山の麓で、清らかな雪解け水と豊かな自然に恵まれた土地。
伝統的な製法と技術でつくられており、香り高くまろやかな味わいが特徴的。

少し焦げたシェリー・黒蜜・濃厚なチョコレートのアロマ。
レーズンやデーツの甘味に、チョコレート・デメララシュガー・ジンジャーの味わい。
ドライなフィニッシュもたまりません!

どんな飲み方でも楽しんで頂けます!

 

【3位】Glen Spey 2010 11y Port wood finish The cooper´s choice
グレンスペイ 2010 11年 ポートウッドフィニッシュ クーパーズチョイス

グレンスペイ 2010 11年 ポートウッドフィニッシュ クーパーズチョイス

ボウモア蒸溜所で20年以上ゼネラルマネージャーとして研鑽を積んだブライアン・クルック氏によって、1992年に創業されたボトラーズカンパニー。
厳選した樽選びと品質の高さが世界中で愛されており、現在では20ヵ国以上にウイスキーを輸出しています。
『クーパー』とは樽職人を意味し、『The Cooper´s Choice』はラベルに樽造りの様子が描かれている人気シリーズです。

『Glen Spey』は1878年にローゼスで創業。
『J&B』の核となるキーモルトとして知られています。

ドライフルーツ・レーズン・ビターチョコレートのアロマ。
メープルシロップ・ほのかなピートが広がり、ナッティーで心地よいドライな味わいも楽しめます。
ポートの甘さが特徴的で、ミディアムボディで飲みやすい一本です!

 

【4位】Kilchoman Sanaig
キルホーマン サナイグ

キルホーマン サナイグ

キルホーマン蒸留所は2005年創設、アイラ島では実に124年ぶりにできた新しい蒸留所。

アイラ島の一番内陸に位置する同蒸留所は、大麦の栽培を行っている農場を併設しており、栽培からウイスキーの瓶詰めまでの全工程を自社で行える、100%アイラ産を可能にした蒸留所です。

もともと農業が盛んだったスコットランドでは、昔は自家栽培した大麦を使って小規模にウイスキーが作られており、そんな旧き良き時代の上質なウイスキーを目指して作られていて、若い蒸留所ながらアイラらしい力強い味わいの質の高いウイスキーを多くリリースしています。

サナイグはオロロソシェリー樽熟成原酒を70%を使用し、シェリーの特色を色濃く反映したボトル。

オレンジマーマレード・塩キャラメル・焼きパイナップル・バニラといったアロマ。
なめらかなトフィー・チョコレートのような甘みとモルトの甘みの後、ヘビーなピートスモークか広がります。
フルーティさとピートをバランス良く感じられる1本です。

 

【5位】Blair Athol 14y Caden head
ブレアアソール 14年 ケイデンヘッド

ブレアアソール 14年 ケイデンヘッド

ハイランドに位置するブレアアソール蒸溜所は1798年に創業し、当初はアルダワー蒸溜所と呼ばれていました。
スコットランド最古の蒸溜所のひとつで、フルーティーかつスパイシーな味わいで知られており、花と動物シリーズが有名です。

1842年に創業したスコットランド最古のインディペンデント・ボトラー、ケイデンヘッドのオリジナル・コレクションからのリリース。
ノンチルフィルター、ノンカラーリングでボトリング、長い歴史により磨かれた目利きの良さに定評があります。

オロロソシェリー樽で14年熟成。
シェリー樽由来の柔らかな甘みの中にベリーを感じる仕上がりです。

甘酸っぱいベリーのアロマにジンジャー、オレンジピールの香り。
ダークチョコやマスカットの味わいに、ほのかな塩気を感じるバランスの取れた1杯です。

 

Yasutaka Higaki 桧垣泰隆

目黒リパブリック Beer&Burger
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