2024/08/06
スペインとポルトガルによる植民地時代、ヨーロッパ諸国による支配が混在していた中南米は、ヨーロッパの流れを汲んだビールが根付き、盛んに生産されてきました。
すっきりとした味わいで人気のラガービールをはじめとして、近年クラフトビールも各種生産されています。
今回は、そんな南米のビールをランキング形式でご紹介いたします。
4.5% ラガー メキシコ
言わずと知れたメジャー銘柄。
王冠を意味するコロナは、日本に輸入されているビール第1位、世界で最も飲まれているプレミアム・メキシカンビール。
瓶にライムを挿してボトルのまま飲むのが一般的で、リゾートビールとして確固たる地位を獲得していて、夏にはビーチハウスやライブなども主催しています。
6.5% IPA メキシコ
テキーラで有名なハリスコ州で2003年に設立されたミネルバは、メキシコ国内のクラフトビールでNo.1のシェアを誇るブルワリー。
100%メキシコ産のクラフトビールブランドとして、材料や品質から製造技術に至るまで、クラフトビールとしての厳格な手法を用い、製造されています。
光沢のある黄金色を帯びたウエストコーストスタイルのIPAは、フレッシュな柑橘とフルーツのほのかな松のアロマが特徴的。
スペシャルモルトの甘みと厳選されたホップの苦味のバランスが最高です!
5.5% ポーター メキシコ
メキシコのクラフトビール「アジェンデ ザ・デッドビール」。
本日はこのシリーズにある4種類のうちの1つのポーターをご案内いたします。
アジェンデ ザ・デッドビールはラテンアメリカ諸国にある「死者の日」という伝統的な行事をイメージしたビールです。
「死者の日」とはメキシコを中心としたラテンアメリカ諸国にある11/1・2の祝日です。
日本のお盆に似ており、皆で故人を想い、祈り、語り合うという日です。そこでは砂糖で作られた骸骨やマリーゴールドなどと故人の好きだった物で色とりどりの祭壇を作ります。
+それをイメージした色とりどりのポップでカラフルなラベルが特徴的で目を惹きますね。
生産者はメキシコ中部に位置するセルベセリア・アジェンデ社。
大学にてバイオテクノロジーを学んだ経歴をもつアジェンデ社のブルーマスターにより、作られたビールは数々の賞を受賞してきました。
イギリス発祥の黒ビールのポーター。
その特徴が存分に出ているこちら。
香りはダークチョコ、ドライレーズン。
味はカカオ、ココア、甘いバニラ、香ばしく甘い麦芽が口の中に広がります。
4.7% ラガー ジャマイカ
ジャマイカの三大名物は「ブルー マウンテン・レゲェ・レッドストライプ」と言われるほど、現地ではメジャーな存在のビール。
ボトルに直接プリントされたラベルデザインが目を惹く、ずんぐりした可愛らしいボトルが特徴です。
スムースで風味豊かな口当たりに、マイルドなモルトの旨味、ほのかにスパイシーな風味にホップの苦味が楽しめる、喉ごしの良いビール。
アルコール度数は4.7%と低めで、ゴクゴクと飲めるドリンカビリティの高さも魅力です。
世界各国でも人気のあるビールで、現在はオランダでライセンス生産されているものが日本に入ってきています。
5.0% ラガー タヒチ
南太平洋の真珠と言われる美しさで知られる、フランスポリネシア領にある「地上最後の楽園」タヒチ島。
南米からは少し距離がありますが、ハワイのちょうど南に位置しています。
タヒチでつくられているビール、ヒナノは南国らしいすっきりとした味わいのラガービールで、軽快な飲み口ながら、華やかなホップの香りとややしっかりとした苦み、爽やかな後味が楽しめるプレミアム・ラガー。
生産している醸造所は、ハイネケンの醸造ライセンスを取得するなど、技術力の高さも定評があります。
「ヒナノ」は現地の言葉で”可愛い女の子”を意味し、日本の芸能人にもそこから名前をつけた方もいるため、比較的耳慣れた言葉ではないでしょうか。
現地ではファッションやアパレルなどのライフスタイルブランドとしても人々に愛されており、パレオやレディース、メンズアパレル、雑貨など豊富な品揃えが人気です。
世界的にもタヒチ生まれのブランド”Hinano Tahiti”として、パレオをまとった女性のロゴが有名になっています。
目黒リパブリック Beer&Burger
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