おうちスパークリング!ソムリエ推奨 初夏のスプマンテ 4選 / VinSanto

ご好評頂いております、当店ヴィンサントでワイン小売販売。
すっかり気温も上がってきて暑い1日が増えてきたということで、そんな時にこそキリっと冷やしたスパークリングワインが美味しいですよね。というわけで今回は、小売販売のワインリストの中から特に初夏にオススメのスパークリングワインをご紹介致します。

 

 

1. マンザーネ・プロセッコ

マンザーネプロセッコ

イタリアを代表するスパークリングワインとして、イタリア国内はもとより諸外国からも注目されているのがヴェネト州のプロセッコ。
しかしながら市場に出回る多くは、コスト優先の機械的な大量生産型プロセッコが大半です。
2010年にコネリアーノヴァルドッビアデーネ地域がDOCGに認定されたことを受け、日本市場でもDOCGプロセッコの輸入が始まりました。
これにより、大手瓶詰業者の大量生産プロセッコと、土地に根付く優良生産者のプロセッコが差別化されることになりました。
そんなDOCGプロセッコの代表的な作り手の一つがこちらのレ・マンザーネ。
葡萄栽培からワインの醸造・瓶詰めまで、全てを自社で行う希少なカンティーナで、葡萄自体も、EEC減農薬法に基づいたオーガニックな栽培方法で作られています。

グラスに注ぐと現れる細かくきれいな泡だち、そして立ちのぼるライム系の香り。
柑橘類の芳醇な味わいから始まり、所々できれいな酸が現われます。シュワシュワッとした泡だちと酸が一体となった爽快感が心地良い一本。
料理との相性が非常によく、どんな料理でも合わせることが出来ますが個人的に特にオススメしたいのは和食。
ご自宅で楽しまれるならちょっと意外に思われるかもしれませんが、お好み焼きやタコ焼きとのマリアージュをぜひ試してみてほしいですね。

 

2. テヌータトナリーニ ブランドノワール

テヌータトナリーニ

ロンバルディア州の南西部、オルトレポ・パヴェーゼに位置するトナリーニ。元々はイル・モントゥという名前でリリースをしていましたが2020年にリブランドしたのでトナリーニという名前はまだ馴染みが薄いかもしれませんが実は1902年に創業の歴史あるワイナリー。

1865年にトナリーニ家の先祖であるトマーゾ氏がオルトレポ・パヴェーゼのモントゥベッカリアにブドウ畑を購入。ここからワイン造りの歴史は始まりました。1902年にはモントゥベッカリアの21軒のブドウ栽培農家がカンティーナを建設し、協同組合としてのイル・モントゥが始まります。大量生産の時代はバルクでイタリア各地へとワインを出荷していましたが、90年代に入り時代は量から質へと変わり現オーナーのファビオ・トナリーニ氏が主要な畑とワイナリーを買い取ります。1998年からはスプマンテ・メトド・クラシコの生産もスタートし、世界生産量3位のピノ・ネロ、そしてクロアティーナから造られるボナルダを中心に、高品質ワインのリリースを開始します。2007年にはオルトレポ・パヴェーゼ・ メトド・クラシコがDOCGへと昇格。高品質ワインの生産地として世界から注目を浴び始めることになるのです。

こちらはピノ・ネロ(ピノ・ノワール)で造られるスプマンテ。ロンバルディア州は白ブドウ主体で造る高級スパークリングワインのフランチャコルタが有名ですが、オルトレポ・パヴェーゼのエリアはイタリアでも有数のピノ・ネロの産地のため、ブランド・ノワール(黒葡萄で作るスパークリングワイン)が造られます。黒ブドウ由来のボディの厚みが感じられつつも、キレのある酸が特徴。バランスの取れた味わいで、コストパフォーマンス抜群の1本です。

 

3. テヌータトナリーニ ミレジマート

トナリーニミレジマート

同作り手トナリーニ、ブランドノワールの上級キュヴェがこちらのミレジマート。

まず、メトド・クラシコとは瓶内2次発酵の製法のこと。分かりやすく言うとシャンパーニャと同じ作り方なんですね。

イタリアのメトドクラシコで有名なのは先述のフランチャコルタ、フェッラーリを代表とするトレンティーノのトレントDOCなどがあります。メトド・クラシコを行うには経験や設備、そしてなにより瓶内2次発酵にふさわしいブドウがであることが条件となります。オリと一緒に寝かせる期間で香りと味わいに深みが出るのはフランチャコルタ同様。余談ですが、スペインでは瓶内2次発酵で造るスパークリングワインをカヴァと呼びます
ミレジマート、とはヴィンテージ表記のあるスプマンテのことで葡萄の出来が特に良かった年のみ作るというワイナリーも多いプレミアムなワイン。

ピノ・ネロ特有のカシスとラズベリーのアロマがはっきりと感じられ、次いでキャラメリゼしたオレンジピールのニュアンス。ベルガモット、白い花、トーストやヘーゼルナッツの要素が複雑に、魅力的に仕立てています。優しい口当たりと、クリーミーな泡立ち。
シャンパーニュと同じ製法でヴィンテージワインながらもシャンパーニュと比べると非常にお値打ちに楽しめる優良銘柄です。

 

4. ペッケニーノ アルタ・ランガ

ペッケニーノアルタランガ

もともと、ドリアーニ地域No.1ドルチェット種の使い手として定評のあるペッケニーノ。
世界的に評価も上がり、ドリアーニを代表するカンティーナとしての位置を築き上げました。
近年では新たなチャレンジとして、バローロのクリュ(単一畑産ワイン)であるレ・コステをリリース。
有機栽培を行い、酵母菌もナチュラルイーストを使うなど、土地にも配慮したワイン造りですが、あくまでも「美味しいワインを造る為の手段」というスタンスで、カンティーナでは最新の技術も取り入れながら清潔な葡萄の管理を徹底しています。
その結果、ワインも果実味にあふれ、クリーンな印象の素晴らしい味わいを作り出しています。

アルタ・ランガとはピエモンテ州で作られるメトドクラシコの総称で実はいま世界的にも注目されるワインの一つ。
2011年にDOCG認定、急勾配地帯(標高400~800m)の高い標高地で作られるので昼夜の寒暖差が大きいので引き締まった酸を持ち、また30ヶ月以上の熟成規定という非常に長い熟成期間が特徴的です。

ドリアーニが主力のペッケニーノですが、アルタランガ地域にも僅かに畑を所有しています。
約3年間も酵母と共に熟成され、シルクのような泡が口の中を包みこんでくれます。
フレッシュ感の中に躍動的な酸、気品ある味わい。ドザージュ(補糖)がゼロなので、味わいはシャープでドライ。無駄な甘味を取り去った爽快感が魅力的な一本です。

 

Naoshi Morioka  森岡尚史
VinSanto Bar & Private room  恵比寿
03-3464-4641
Google Map 渋谷区恵比寿西2-1-7
Facebook

Related articles

Back to Top