2023/04/18
スコットランド北部、ハイランド地方の東側に位置するスペイサイドは、スコットランドにある蒸留所のうち約半数が密集する銘酒の産地。
シングルモルトのロールスロイスと称されるマッカランをはじめとして、華やかでバランスに優れたスペイサイドのシングルモルトの人気ランキングをご紹介いたします。
スコットランドはスペイサイドに、1836年に設立されたグレンファークラス。
ゲール語で『緑の草の生い茂る谷間』を意味します。
6世代にわたり家族経営を続けており、伝統的なスペイサイドらしいウイスキーに拘って造られるシングルモルトは、清涼な空気と良水に恵まれており、最適な土地でウイスキーが造られています。
魅惑的なシェリーの甘い香り。
少しのスモーキーフレーバーに、ドライフルーツ・シナモン・バニラなどがバランス良く混ざり合い、深みのある味わいが長く続きます。
個人的にはソーダ割りが好みですが、ストレートはもちろん、どんな飲み方でもおすすめです!
1898年創業、蜂蜜のような甘みとモルティな香味が特徴のスペイサイドの個性が堪能できる銘酒、グレンエルギン。
クライマックスシリーズは、クラッシック音楽やオペラ、交響曲など名作の旋律や情感のクライマックスに重ね合わせて、シングルモルトの官能的な味わいを表現したシリーズです。
フレッシュな青リンゴの香りにアップルミントやバニラ、カスタード、ベリーやオレンジのアロマ。
カカオの甘味や軽い苦味、バニラの味わいに爽やかなペッパーのスパイスの余韻が続きます。
アベラワーの町の郊外に、1967年に設立されたグレンアラヒー蒸留所。
オロロソシェリーの樽原酒をノンチルフィルタリング・ノンカラーリングでボトリングしています。
シェリー樽由来のヘザーハニーやドライフルーツ、シナモンの香りに濃縮感のある風味。
バニラやマーマレード、スパイスのアクセントのきいた甘やかな味わい。
後からレーズンやイチヂク、ダークチョコレートの味わいに変化していく、調和のとれた1本に仕上がっています。
スコットランドはスペイサイド地域のエルギンに位置する、ミルトンダフ蒸留所。
バランタインのキーモルトとして知られ、力強い味わいと、シナモンなどのスパイスを感じるフローラルな香り、クリーミーな口当たりが特徴です。
創業は1824年と古く、敷地内を流れる小川の軟水を仕込み水として良質なシングルモルトを長きに渡って作り続けています。
現在はステンレス製の発酵槽に、昔ながらのストレート型のポットスチルを使用。
背が高く下向きのラインアーム、ファーストフィルのアメリカンオークによる熟成により、特徴的な甘い花の香りを生み出しています。
かつてはローモンドスチルが設置されており、”モストウィー”というブランドで販売されていましたが、現在は撤去され終売に。
モストウィーはボトラーズの保有するものがわずかにリリースされるのみとなりました。
青リンゴやレモンピール、蜂蜜の華やかな香り、オレンジピールやパイナップルのフルーティーな味わいに優しい甘みが広がります。
ウッディなスパイスやホットで長く続く余韻が印象的な1杯。
蒸溜所名は非公開ですが、スペイサイドの蒸留所のシングルモルト。
バーボンバレルで熟成した後、50Lサイズに特別に組み替えられたオロロソシェリーのオクタブで追加熟成。
芳醇なシェリー樽由来のアロマに、砂糖漬けのオレンジピールやドライフルーツの甘い香り。
チョコレートやピーナッツに加え、シナモンやクローブなどのスパイスシーなアロマが続きます。
フルーティーさから、アーモンドクッキーのような香ばしい味わい。
シェリー樽由来の味わいがギュッと詰まった一本です。
目黒リパブリック Beer&Burger
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