ティーリング シングルポットスチル ワンダーズオブウッド バージンポルトガルオーク / 代々木上原 Whisky Gibier

2025/06/24

in: WHISKY BAR Whisky Gibier Irish whiskey

ティーリング シングルポットスチル ワンダーズオブウッド バージンポルトガルオーク

 

Teeling Single pot still Wonders of wood #2 Virgin portuguese oak
ティーリング シングルポットスチル ワンダーズオブウッド バージンポルトガルオーク

“フルーティーなアイリッシュ”の代名詞とも言えるティーリング蒸留所が手がける「Wonders of Wood」シリーズ。
今回はその第2弾として、熟成樽に「ヴァージン・ポルトガルオーク」を使用した、非常にユニークなウイスキーが登場しました。

このシリーズは、樽の種類によってどれだけ風味が変化するのか──
そんな“樽の不思議”を探求する、ある意味で実験的な限定ライン。
第1弾ではチンカピンオークを使用し話題を呼びましたが、今回はさらに個性が際立つポルトガルオークが主役です。

ポルトガルオーク（別名スパニッシュオーク）は、スペイン北部やポルトガルで育つ高タンニンのオーク材。
シェリー樽にもよく使われる木材で、家具や建築にも使われる“万能の魔法使い”的存在です。

このボトルでは、そんなポルトガルオークをヴァージン状態で使用し、ウイスキー全体にウッディでタンニンのしっかりとした骨格を与えています。
香りにはバニラやベリーの甘さと、しっかりとした木の存在感が共存し、
口に含むとラムのようなスパイシーな余韻が広がり、まるでオークの森を深く歩くような長く濃厚な印象を残します。

いつものティーリングではない、予想を超えてくる一杯。
樽の魔力に惹かれるウイスキーファンには、ぜひ試してほしい一本です。

 

Ryo Ueda 植田涼

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