2023/12/10
スコットランドでも最古のウイスキー団体と呼ばれる、スコッチモルトウイスキーソサエティ(SMWS)。
今回はSMWSのオススメのボトルをまとめてご紹介致します。
スコッチモルトウイスキー・ソサエティ(以下、SMWS)は、1983年エジンバラの古い港町リースで設立された世界初のウイスキークラブと言われています。
ウイスキーを愛し、仲間で分かち合い認識を深め、とにかくウイスキーを楽しむことを目的としたクラブでとして発足。
何と言っても特徴的なのがラベルに蒸留所名が記載されていないことですね、代わりに番号が記載されておりその番号で蒸留所名を暗号化しています。
これは、蒸留所名からイメージが湧いてしまう、視覚のイメージを無くしウイスキー本来の味わいを楽しんでもらいたいとのことから蒸留所名を非公開にしています。
ボトルの形状、デザインは全て統一、記載しているのはソサエティの大きなロゴマークと蒸留年月、熟成年数、瓶詰年月、アルコール度数、そして蒸溜所コードと樽番号。
そして、ウィスキーの味わいと香りをイメージしたポエムのような独創的なタイトルが付けられているのも特徴的ですね。
全てのウイスキーは、ソサエティ選定メンバーによりスコットランド各地にある蒸溜所の協力を得て樽を厳選。加水せず、チル・フィルターもかけずに瓶詰した樽出しのウイスキー本来の味わいが楽しめるのも魅力の一つです。
マニアックな部類のボトルなので置いているお店自体がそう多くはないのですが、当店ヴィンサントでは常時20〜30本のSMWSボトルをご用意しております。
タイトルは【幸せの渦】
SMWSの抽選限定ボトル、いつもと違う大胆にコードナンバーが全面に押し出されたラベルデザインに驚かされますね。
アイラモルト、ボウモアの18年熟成。昨今はアイラの人気蒸溜所で長期熟成のボトラーズはもはや入手困難。
今年の締め括りにちょっと良いモルトはいかがでしょうか?
焚き火のニュアンスにバラやフルーツ、フルーティーな白ワインなど複雑で華やかなフレーバー。
タイトルは【ルートビアカーニバル】
ルートビアはノンアルコールの炭酸飲料、スパイシーで独特のハーブ感がある、ちょっと日本では珍しい飲み物ですね。
インチガワーはハイランドとスペイサイドの間あたりの蒸溜所、シングルモルトとしてのリリースはほぼないのでマイナーではありますが、ボトラーズでのリリースでその実力を知られておりモルトファンは周知の隠れた実力派。
クリーミーでスパイシー、リコリスやファンネルのハーブのニュアンスも。
タイトルは【壮大な空気感】
グレンエルギンはスペイサイド、エルギン地域の蒸溜所。
有名なブレンデットスコッチウイスキー、ホワイトホースのキーモルトとしても有名ですが、こちらはオフィシャルでシングルモルトとしてのリリースもあります。
濃厚なダークチョコレートやチェリー、ブランデーのような厚み、まさに壮大な空気感を含んだ奥行きのある香りと味わい。
タイトルは【心を癒す薬】
グレンマレイ はスペイサイドの蒸溜所、創業から120年以上の歴史を誇る名門。
アメリカやオーストラリアでも販売実績を伸ばしているグローバルなスコッチウイスキー、非常にクセが少なく華やかでスムースな味わいでウイスキービギナーにもオススメなシングルモルトですね。
オロロソシェリーカスクで3年間の追加熟成、熟したイチジク、カシス、葉巻などの香り。
味わいはドライでフィニッシュにかけて豊かな風味が広がります。
タイトルは【クレイジーフラメンコブラヴーヴラ】
ソサエティお得意の難解タイトルシリーズですね。
ロイヤルブラックラはハイランド地方の蒸溜所で、その名の通り英国王室御用達(ロイヤルワラント)を得ているスコットランドでも最古の蒸溜所の一つ。
ロイヤルの名に相応しい由緒正しいウイスキーですね。
こちらもオロロソシェリー樽で追加熟成。
オレンジの蜂蜜、クレームブリュレ、チョコレートジンジャーなど複雑でクレイジーな?香りと味わいをお楽しみください。
繊細で凝縮感のある果実味、酸味がバランスよくスッキリと楽しめるデザートワインです。
少し冷やしても美味しいですね。
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2025年5月19日
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