スコッチモルトウイスキー解説評価 トバモリー蒸留所 / 吉祥寺 Vision

トバモリー

トバモリー蒸留所について、徹底解説していきます。

 

トバモリーの地理

生産国:スコットランド
地域:アイランズ

 

トバモリー蒸留所データと蒸留設備

所有者:ディスティルグループ社
設立年:1798年
年間生産能力:100万リットル
仕込水:ミシュニシュ湖
糖化槽:5トン
発酵槽:オレゴンパイン4基
蒸留器:初留2基、再留2基
熟成庫:

 

トバモリーの解説

トバモリー蒸留所はマル島にある蒸留所。
マル島は、スカイ島とジュラ島の中間にある大きな島で、蒸留所は島の中心地であるトバモリー漁港に面して建てられています。
トバモリー蒸留所の創業は1798年で、トバモリーとはゲール語で「メアリーの井戸」を表す言葉です。
地元の実業家のジョン・シンクレアが創業したのですが、下記年表の通り何度もオーナーが変わり、そのたびに操業停止と再開を繰り返してきました。
生産が安定したのは1993年のバーンスチュワート社が買収してからで、そのバーンスチュワート社もCLフィナンシャル社、ディスティル社に買収されています。
現在はディスティル社の傘下にあり、ブナハーブン、ディーンストンとトバモリーの3つの蒸留所が同社の傘下となっています。

トバモリー蒸留所はノンピートとヘビーピートを作っている蒸留所で、ノンピートはトバモリーの名前で、ヘビーピートはレダイグの名前で発売されています。
ヘビーピートは35〜40ppmで、現在その生産比率は45:55となっており、レダイグの方が多く作られています。

蒸留所は2017年春から2年半にかけて大改修工事が行われ、操業再開したのが2019年の秋です。マッシュタンやポットスチルなどもリニューアルされました。
年間の生産能力は100万リットルとなっていますが、現在はその半分くらいしか造っていないとのこと。

当店ではボトラーズのレダイグが特に人気が高く、多くのお客様に愛されています。

 

トバモリーのラインナップ

レダイグ 2008 13年 クライマックスシリーズ トゥーランドット

レダイグ 2008 13年 クライマックスシリーズ トゥーランドット

オペラの最も盛り上がるシーンをラベルデザインにしたクライマックスシリーズ。
ドライで直球に感じるピートが舌の上で弾けるのですが、後半に向けてじわっと甘さが出てきます。

 

スコッチモルトウイスキーソサエテイレデイグ

スコッチモルトウイスキーソサエティ 42.70 Swash, buckle and spice!

2007年蒸留14年熟成、バーボン樽熟成のレダイグです。
こちらも大変強烈なピートを感じ、後半になってもドライさが続く、ピート好きリピート必至のボトルです。

 

トバモリーの年表

1798年 ジョン・シンクレアが蒸留所を創業
1837年 蒸留所閉鎖
1878年 蒸留所再開
1890年 ジョン・ホプキンス社が蒸留所を買収
1916年 DCLがジョン・ホプキンス社を買収
1930年 蒸留所閉鎖
1972年 リバプールの運送業者とシェリーメーカードメックが建物を買い取り、改修を行う。完成後、レダイグディスティラリー社と命名
1975年 レダイグ社が破産申請し、蒸留所再閉鎖
1979年 不動産会社のカークリーヴィントンプロパティが蒸留所を買収し、トバモリーディスティラリー社という新会社を設立。蒸留再開
1982年 生産停止。一部の建物は改装され、一部はチーズの貯蔵用に乳業業者に貸し出される
1989年 生産再開。
1993年 バーンスチュワート社がトバモリーを買収
2002年 CLフィナンシャルがバーンスチュワート社を買収
2005年 1972年蒸留32年熟成を発売
2007年 レダイグ10年を発売
2008年 トバモリー15年を発売
2013年 バーンスチュワート社がディスティルグループに売却される。レダイグ40年を発売
2015年 レダイグ18年、42年、トバモリー42年を発売
2018年 2種類のレダイグ19年熟成を発売
2019年 トバモリー10年に変わる商品としてトバモリー12年を発売
2020年 トバモリー23年オロロソフィニッシュと、レダイグ シンクレアリオはフィニッシュを発売

 

Wataru Kobayashi  小林渉

Vision  Whisky bar 吉祥寺
0422-20-2023
Google Map  武蔵野市吉祥寺本町1-11-8 耶馬ビルB1
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