シングルモルトウイスキー タリバーディン ソアリン / 代々木上原 Canned Crab Bar

タリバーディン

小田急線・東急メトロ千代田線の代々木上原駅東口から徒歩2分。Canned Crab Bar (通称カニカン)の店長代行、松尾です。
いよいよ今年も残すところあと2週間。急激に冬らしい気候になってきましたね。。お身体にお気をつけてお過ごしください。
さて、本日はこちらのウィスキーをご紹介致します。

 

Tullibardine sovereign
タリバーディン ソアリン

タリバーディン蒸留所はスコットランドの首都エジンバラの近郊にあるパース州ブラックフォード村に所在し、南ハイランドに位置する蒸留所です。
“タリバーディン”とは、ゲール語で「丘の上の荒地」という意味で、この地はハイランドとローランドの両方の要素を併せ持ち、森林、峡谷、湖、丘陵が不規則に連なる地域であり、「ハイランド・スプリング」と言う良質なミネラルウォーターの産地としても有名です。
源泉周辺の2000エーカーは農薬類の散布はもちろん、農作や建造物の建築も許されず、英国によって採水地の土壌環境は徹底して保護されているようです。
このハイランドスプリングはスコットランドのみならず英国の代表的な水として、日本のバーでも使用されているのです。

タリバーディン蒸留所の現在のオーナーは2011年からフランスはブルゴーニュの名門ワイン商「メゾン・ミッシェル・ピカール」です。
2013年からパッケージとラインナップを一新し、12ヶ月間のウッドフィニッシュに使用するカスクのリッター数を示したラベルデザインが特徴となっています。
その他ブレンデッドウイスキー「ハイランドクイーン」のキーモルトを担っていることでも知られ、ブルゴーニュの名門ピカール社のもと、他の蒸溜所とはひと味違ったユニークなフレーバーをもつシングルモルトとなっており、”ハイランドの女王”とも呼ばれております。

今回ご紹介するのは、タリバーディンのラインナップの中から、酒齢表記のないバーボンバレル熟成のスタンダート品「ソブリン」。
1488年に当時のスコットランド王がタリバーディン蒸留所を訪れたことにちなんで付けられたブランド名です。ほぼ全てがバーボンバレルの熟成で、僅かにシェリー樽を使用。「ソブリン」は”王様”等の意味があります。
柔らかな味わいの中にほのかなスパイスが感じられます。生産者にちなんで、ストレートをワイングラスで楽しむのも乙ですね!

 

Sho Matsuo  松尾捷

Canned Crab Bar  & Wagon 代々木上原
03-3466-2640
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