タリバーディン蒸留所 ソヴリン 欧州人気のハイランドモルトウイスキー / 代々木上原 Whisky Gibier
2023/05/05
日本ではそこまでメジャーではないかもしれませんが、フランスをはじめヨーロッパ圏では高い人気を誇るタリバーディン。
フラッグシップボトルであるソヴリンと併せて蒸留所の背景知識もつらつらとご紹介。
Tullibardine Sovereign
タリバーディン ソヴリン
sovereign＝君主・最高の名を冠するタリバーディンのスタンダードボトル。
熟成はファーストフィルのバーボン樽。
アロマはシナモンをかけた焼きリンゴ、味わいは洋梨やバニラ、シリアルなどの柔らかい甘みが広がり、フィニッシュは程良くほのかにジンジャーも感じられます。
バーボン樽熟成のらしさが際立ちながらクセのないバランスに優れた一品。
タリバーディン蒸留所
1949年、首都エジンバラ近郊のハイランド地方ブラックフォードにて創業。
蒸留所名であるタリバーディン（Tullibardine）は「丘の上の荒地」を意味するゲール語。
蒸留所近辺にオチル（Ochil）という名の丘があり、そこから流れるダニー川の水を仕込み水として使用。
玄武岩と砂岩の層で構成されるオチル丘が自然の濾過装置となり、スコットランドでも有数の名水が生まれます。
創業以降、稼働は停止と再開を繰り返していましたが、2011年フランスのピカール社の所有を契機に操業は安定していきます。
ピカール社は2008年にブレンデッドウイスキーのハイランドクイーンの権利を買収しており、そのキーモルトとしてタリバーディンに目を付け所有に至りました。
また、もともとワイン商社であるピカール社の強みを活かし、タリバーディン蒸留所からはシェリーやブルゴーニュ、ソーテルヌなど様々なカスクフィニッシュのモルトウイスキーが展開されています。
Whisky Gibier Bar&Shop
代々木上原／東京都渋谷区西原3-21-1 1F2号
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