2014/06/13
わたしは静岡出身ということもあり、昔からウナギは身近な存在だったのですが、
先日こんなさみしいニュースを目にしました。
日本ウナギが絶滅危惧種に認定されたそうなのです´д` ;
国際自然保護連合は、12日に発表する、生物の絶滅危機に関する情報を紹介する
「レッドリスト」改訂版に、ニホンウナギを掲載する方針を固めました。
絶滅危惧種として指定する見通しだそうです(´・_・`)
まだ売買や食べることの禁止には直結しないようなのですが、
今後、国際取引の制限などにつながる可能性が高まるのだとか。
日本で食べられているウナギの多くは、ニホンウナギの稚魚を国内で捕獲したり
輸入したりして養殖したものと、中国などから輸入されるかば焼き。
稚魚の国内漁獲量は、今年に入って数年ぶりに回復してはいますが、
長期的には激しく減少傾向にあります。
半世紀前は、日本で年間約200トンの稚魚の漁獲量がありました。
しかし、2012年までの3年間は、年間3~6トンにとどまっています。
天然ウナギの漁獲量も激減です。
国際自然保護連は、国家や自然保護団体が加盟する世界最大の国際的な自然保護組織。
国際自然保護連のレッドリストは、「絶滅」や「絶滅危惧」「情報不足」など
危機の度合いに応じて8段階に分類されています。
昨年7月から、専門家らが、ニホンウナギを含むウナギ全19種を
レッドリストに載せるため、科学的に評価してきました。
ニホンウナギは昨年、環境省による日本のレッドリストで絶滅危惧種に指定されています。
…ついにウナギがレッドリスト入りです。(´・_・`)
食用禁止になるわけではありませんが、漁獲量を制限されれば、流通量が減り、
値段も高騰して、今よりさらに高級な食材になり、気軽に食べられるものではなくなります。
だからといって、乱獲を続けて絶滅してしまっては、元も子もないので、
「ウナギが高くなる!」と騒いでいる場合ではありません。
まずは守ることが第一です。
今年はシラスウナギが豊漁とのことですが、稚魚は育てる時間が必要なため、
安いウナギが出回るのは秋以降で、土用の丑の日には間に合わない
という見解もあるようです。
今日はそんなさみしいニュースについてでした。
人が住みよくなるにつれ、どんどん命の歴史が途絶えてしまっているのが現実。
他人事ではなく、しっかりと、自然との付き合い方を見直していかねばなりませんね。
Takayo Mano
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