2024/12/13
当店バーではありながら自慢の美味いバーガーがあるのですが・・・
その中でも特にアメリカンな味わいの「トランプバーガー」に合わせたいウイスキーをご紹介いたします。
まずはここから、トランプバーガーとは。
トランプバーガーではUSパティを使用するのですが、これは通常より1.5倍の重さ、そしてチョップドラウンドステーキと言って小さく切ったステーキ肉がゴロゴロと入っている肉肉しいパティ。
そこにチェダーチーズをドンとトッピング、バンズにはメープルシロップを塗るアメリカンな仕上がりとなっています。
これに合わせて頂きたいウイスキーのひとつが、コチラ。
Wild Turkey 101
ワイルドターキー 101
ご存知の方も多いワイルドターキー、正統派バーボンとも言われていますよね。
1869年、トーマス・リピー氏により創業された家族経営の蒸溜所がはじまりで(当時はリピー蒸溜所という名前だったそう)、持ち主を変えながらも現在まで続いている。
ちなみにバーボンの定義を並べると
・原材料にとうもろこしを51%以上使用している
・160プルーフ(80%)以下で蒸溜所
・125プルーフ(65%)以下で、内側を焦がしたオーク新樽にて樽詰め
・ボトリングは80プルーフ(40%)以上
・2年以上熟成させると「ストレートウイスキー」と名乗ることができる
これらは法律で決まっており、クリアすると晴れてバーボンとして販売することができるようになります。
(細かい難しいことは一旦スルーしておきましょう。)
「プルーフ」という聞き慣れない言葉が先ほどから飛び交いますが、こちらはアメリカやイギリスで使われるアルコール度数を表す単位で、主に蒸留酒に使われます。
今回ご紹介する「ワイルドターキー101」もそうですが、たまにウイスキーの名前にも使用されるため覚えておくとちょっと楽しさも増すかもしれませんね。
さて、ワイルドターキーの話に戻りましょう。
この今では有名な名前、実はひょんなことからつけられたらしく。
1940年、野生の動物をハンティングする会がありこのウイスキーを振る舞ったところ、その日ハンティングするのが七面鳥だったこともありある1人が「ワイルド・ターキー」と名付けたことからこの名前になったそうです。
いまではラベルに描かれた七面鳥も特徴のひとつ、なかなか良いネーミングですよね。
「こだわりの裁縫」で作られているワイルドターキー、具体的にどんなこだわりかと言うと。
まずは熟成樽。
先ほどのバーボンの定義であった樽の内側を焦がすという定義がありましたが、ワイルドターキーが使用するのは「クロコダイルスキン」とも呼ばれている内側を強く焦がした樽で、それにより独特の琥珀色が生まれています。
また、蒸留・熟成の際に度数を下げることで原料の旨味と風味をしっかり残すこだわりっぷり。
ワイルドターキーに興味が湧いて来ましたか?
さてさて、バーガーに合わせてみたいと思ったあなた!
お待ちかね、ワイルドターキー101をご紹介いたします。
なんと言っても注目したいのは名前にもある「101」。
101は先ほども出てきた「プルーフ」というアメリカならではの度数の表し方で、101は50.5度。
通常のワイルドターキーは40.5度なのに対し、しっかりと度数があるのが分かります。
これにより濃い味わいになり、パンチが生まれ、ハイボールにしてもバーガーに合わせても戦い合えるまさにワイルドな仕上がりです。
味わいは「これぞバーボン」と言われることもある通りですが、度数の高さを感じさせないようなまろやかな口当たりは食中酒にピッタリ。
さらには余韻も甘くゆったりと広がるのでバーガーとのマッチングも楽しめること間違いなし。
アメリカンウイスキーと合わせたい方、バーボン好きの方にはぜひこのワイルドターキー101とバーガーの組み合わせを楽しんで頂きたいです。
Whisky Burgers Bar
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