2026/08/06
余市蒸留所 シングルモルト
Yoichi Single malt whisky
産 地:北海道
蒸留所:余市蒸溜所
ALC:45.0%
価 格:¥1,100(税込)
「日本で、本物のウイスキーをつくる。」
その夢を胸にスコットランドへ渡り、本場の製法を学んだ竹鶴政孝。
その竹鶴が理想の地として選んだのが、北海道の余市でした。
札幌から西へ約50km、日本海に面した余市町は、三方を山に囲まれた冷涼で湿潤な土地です。
気候はスコットランドによく似ており、創業当時は仕込み水、ピート、大麦、さらには樽材となるミズナラまで周辺で調達できる、まさにウイスキー造りの理想郷だったそうです。
竹鶴は寿屋(現・サントリー)で山崎蒸溜所の立ち上げにも携わりましたが、「本物のウイスキーは北の大地で造るべき」という信念を曲げることはありませんでした。
その想いを実現するため、1934年にニッカウヰスキー余市蒸溜所を創業します。
余市を語る上で欠かせないのが、本場スコットランドでもほとんど見ることのできない伝統の技術、石炭直火蒸留です。
現在、多くの蒸溜所では蒸気による間接加熱が採用されていますが、余市では創業以来の石炭直火蒸溜を今なお継承し、約1,000℃にもなる石炭の炎を職人が巧みに操り、力強く、重厚で複雑な酒質を生み出しています。
さらに余市らしさを形づくるのが、ストレートヘッド型のポットスチルです。
香味成分を多く残すこの蒸溜器と石炭直火蒸溜が組み合わさることで、余市ならではの骨太な原酒が誕生します。
そして、多くの人を魅了するのが余市特有のスモーキーさ。
ピート由来のスモーキーさに、潮風を感じさせるニュアンス、麦芽の甘み、果実の香り、そして力強いコクが重なり合うことで、唯一無二の個性を持つシングルモルトへと仕上がります。
熟成にはバーボン樽やシェリー樽を中心に使用しながら、新樽も積極的に採用しております。
一般的には樽の影響が強く出やすい新樽ですが、余市のパワフルな酒質だからこそ見事な調和を見せ、奥行きのある味わいを生み出しています。
重厚なピートスモーク、麦芽の香ばしさとオレンジのような果実味、オーク樽由来の甘やかさ、そして心地よいスモーキーさが余韻に長く続きます。
ぜひグラスを傾けながら、竹鶴政孝が貫いた信念と、北海道・余市の風土が育んだ味わいをお楽しみください。
Hidekazu Suzuki 鈴木英和
Vision Whisky Bar ヴィジョン
吉祥寺/東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-8 耶馬ビルB1
0422-20-2023
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