2008/05/26
3種類のエール酵母を用い、銅製の開放式発酵槽にて発酵させますが、
この発酵槽は1876年製。醸造所が設立された後、改修された時に導入されたものです。
濾過済みであり、低温殺菌も行なわれています。
かつてマイケル・ジャクソン氏は「時間を経ると熟成による味の変化を見せる」と
書いており、このエールを醸造しているジャイルズ・デニス(Giles Dennis)氏も
数年間、瓶熟させることを推奨しているんです。
そんな魅力的なビールが入荷しました。こちらです・・・
J.W.リーズ ハーベストエール ラガヴーリンカスク 2006
J.W.リーズ社の「ハーヴェストエール」は、1985年から醸造されています。
毎年、その年に収穫された大麦とホップを用い、年1回、秋季に醸造。
発売は毎年12月1日であり、年ごとにヴィンテージが付いています。
そのエールをアイラモルトウィスキーの銘品であるラガヴーリンのカスクで
4ヵ月間熟成させた限定品のイングリッシュバーレイワインタイプです。
言うなればストロングエールってことですね。アルコール度数11.5%ですから。
非常にスモーキーですが、干し葡萄やプラムのような甘い香りと風味を持ち、
ポートワインのようでもあります。鼻から抜けるようなアルコールの刺激が
かなり強いです。モルトの甘味が力強く、後味はビターチョコレートのような
ほろ苦さが残ります。濃厚で舌の側面をしびれさせるフルボディです。
ラガヴァーリンの香りも感じられ、アイラ好きにはたまらないビールです。
限定6本のみの入荷です。お早めに!でも値段は高いですよ、あれと同じくらい。
今夜もvisionにて、お待ちしております。
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