ア-ティザンカスクの真髄/八嶋

2008/05/12

in: Vision
visionの八嶋です。グレンモーレンジ蒸留所は、ハイランド地方北部ロスシャー、
ドーノック湾の南岸にあるタイン村に、バルブレア蒸留所の共同経営者であった
ウィリアム・マセソン氏が、18世紀からのビール工場であった醸造所を転用して
創業したのが1843年。ゲール語で”大いなる静寂の谷間”の意味をもち、
スコットランドで最も愛飲されているシングルモルトなんです。
創立以来、頑なに16人の熟練された職人たちの手により、丁寧につくられています。

グレンモーレンジで使用される「仕込み水」は、ターロギーの泉の湧き水です。
100年以上の時間をかけ、ゆっくりと石灰岩と砂岩層で濾過されたミネラル分豊富な硬水。
他の蒸留所では、ほとんどが軟水を用いているので、非常に特徴的なわけですね。。
この貴重な水を守る為に、泉だけでなく周囲250haの森林をも所有し管理もしてるんです。

グレンモーレンジ蒸留所のポットスティルは、エレガントな形状のスワンネック型。
驚くべきはその高さで、およそ17フィート(約5.14m)もあり、
スコットランドで最も背が高いポットスティルとして知られています。
この高さにより、重い風味や雑味を含んだ蒸気は先端まで届かず、
最も軽くてピュアな蒸気だけを凝縮させて抽出することが出来るのです。

グレンモーレンジでは一つの樽は、わずか2度しか使用されません。
また、ジャック・ダニエルに4年間貸し出した空樽のみを使います。しかも
アメリカのミズーリ州にあるオザーク山に生息するホワイトオークのみが使われます。
その中でも『アーリーウッド』と呼ばれる春材(早材)の部分を使用しています。
空気の穴(層)が大きく開いたスポンジの様な構造になっているので、吸収性に富み
ウイスキーの中に樽の個性を取り込みやすい構造になっているわけですね。
それをア-ティザンカスクと呼んでいるんです。

yashima080511

グレンモ-レンジ オリジナル
旧オフィシャル、グレンモ-レンジ10年の新たな名称。
ア-ティザンカスクで熟成された原酒を多く含み、より一層複雑な味わいです。

グレンモーレンジ 18年 新ボトル
15年間じっくりと熟成された最上級のバーボン樽原酒を、
スパニッシュオロロソシェリー樽で3年間熟成された原酒とバッティングし、
柑橘類の風味にバニラ、アーモンド、ドライフルーツの香りが加わり、
深い味わいが楽しめるプレミアムシングルモルトです。

花や果実のような香りと、より複雑な味わいのグレンモーレンジを
是非、堪能しにいらしてください。。今夜もvisionにて、お待ちしております。

ATCF Ltd. official web site はコチラ

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