2008/06/09
歴史的には11世紀に聖ブリュノ僧が創立した修道院で、1605年にアンリ4世の
式部官であるマレシャレ・デストレの元に不老不死の霊酒薬のレシピが送られました。
1735年にシャルトル派の神父ジェローム・モベックが、この時の文書を発見し解読。
その後、1764年にシャルトリューズ修道院に渡りました。修道僧たちは1835年に
リキュールの製造に成功し、これ以来シャルトリューズと呼ばれるようになったのです。
シャルトリューズは数種類ありますが、有名なのはヴェール(緑)とジョーヌ(黄)です。
ヴェールは、スパイシーでハーブの香りが豊かな55度とかなり高めのリキュールです。
ジョーヌは、ハーブの香りに加えてとろりとした蜂蜜の甘みを感じる40度のリキュール。
この2種類共に詳細な製造法は、現在でもシャルトリューズ修道院の修道士3人のみが知る
秘伝となっており、ブランデーをベースとして、アンゼリカ、クローブ、コリアンダーを
はじめとする130種類のハーブを加え、5回の浸漬と4回の蒸留を経て数年間熟成させる
ということだけが公開されているんです。まさに秘薬です。
そんなシャルトリューズの貴重な一本をご紹介しましょう!
シャルトリューズ エピスコパレ
2003年に発売された、全世界5,000本限定の貴重なシャルトリューズです。
ボトルは、小さめの350mlで、シルバーメタリックがギンギラギンです。
それぞれにロットナンバーが刻印され、その美しさは遠目に見てもとにかく目立ちます。
その中身はヴェールを1/3とジョーヌを2/3ブレンドしており、アルコール度数は45度。
名称は、エピスコパルという教会系からきているようです。
今や「リキュールの女王」とも称されるシャルトリューズの限定ボトル。
ストレートでもソーダ割りでも楽しめます。是非いかがですかね!?
今夜もvisionにて、お待ちしております。