visionの八嶋です。
‘You either love it or hate it’惚れ込むか、大嫌いかのどちらか。と言われている
アイラウイスキーの代表格といえば、「広い入り江の美しい窪地」を意味するラフロイグ。
アイラ島の南、大西洋の荒波が打ち寄せる広い湾の浜辺に白い建物が立っています。
それが ラフロイグ蒸溜所。1815年にジョンストン兄弟が創設したもので、
ポートエレン港から東へ3kmほどいったところにあり、フロアモルティングを守る
数少ない蒸溜所のひとつです。
キルンからは、いつも煙があがり、強い海風に渦巻いています。乾燥に使用する
ピートも自前で、採掘されたピートには、ヘザー以外に大量のコケも含まれており、
これが海の匂いと強烈なスモーキーフレーバーがしみ込む秘密になっているんです。
また、ラフロイグの特徴を二つ挙げると、一番のこだわりは熟成樽にあり、
ファースト・フィルのバーボン樽のみを使用しています。そして、40ppm以上の
高フェノールの原料麦芽を使い、たっぷりとピート香を染み込ませるのです。
濃密な煙から生まれ、樽詰めされたラフロイグは波しぶきを浴びる浜辺の貯蔵庫で眠り、
磯の香りを呼吸しながら長い長い熟成の旅を続けていくのです。
数ある蒸留所の歴史の中で、初めて女性が蒸留所所長を務めたこと。そして、
蒸留所として、初めて王室御用達の認定を受けたことでも有名なんです、ここは。
チャールズ皇太子愛飲のモルト・スコッチとしてもね。
そんなラフロイグを、Visionのモルトウェアハウス化の一環で、
50本の品揃えにしようかと。まずは、その半分が揃ったので、どどぉんと。いかがかしら。
オフィシャル10年・15年・10年カスク・クォーターカスク
ブラッカダー スモーキングアイレイ
ウィスキーエクスチェンジ 1994 12年
ウィスキーエクスチェンジ 1993 12年 カスクストレングス
エクスクルーシヴ 2nd 1994 10年
エクスクルーシヴ 3rd 1996 10年
エイコーン ナチュラルモルトセレクション 1998 8年
エイコーン ナチュラルモルトセレクション 1996 10年
エイコーン キルブライド 1999 4年
シグナトリー アンチルフィルタード 1999 7年
スコッチ モルト ウィスキー ソサエティー 29.50 1987 18年
インプレッシヴカスク 1996 10年
インプレッシヴカスク 1994 11年
アベイヒル 57.2 2000 6年
アベイヒル 57.1 2000 6年
スリーリバース 1994 11年
ディスティラリーコレクション 9年
ウィスキーフェアー 1998 8年
ダグラスマッギボン プロヴナンス 1998 8年
ジャック&ジャック 1993 12年
シールダイグ 1996 8年
リカーズハセガワボトル 1996 10年
うわぁ。何だか商品注文リストみたいですね。ぜんぶラフロイグですけど。。
つい最近、親会社のアライド・ドメックがフランスのペルノ・リカール社に
買収されるというニュースが世界中を駆け巡りました。
未来のラフロイグはどうなるのでしょう!?そんなコトも考えつつ。
今夜もvisionにて、お待ちしております。