トラディショナルな100プルーフ/八嶋

2008/07/07

in: Vision

Visionの八嶋です。グレンモーレンジ蒸留所は、ハイランド地方北部
ロスシャー、ドーノック湾の南岸にあるタイン村に、
バルブレア蒸留所の共同経営者であったウィリアム・マセソン氏が、
18世紀からのビール工場であった醸造所を転用して創業したのが1843年。
ゲール語で”大いなる静寂の谷間”の意味をもち、
スコットランドで最も愛飲されているシングルモルトなんです。
創立以来、頑なに16人の熟練された職人たちの手により、ていねいにつくられています。

グレンモーレンジで使用される「仕込み水」は、ターロギーの泉の湧き水です。
100年以上の時間をかけ、ゆっくりと石灰岩と砂岩層で濾過されたミネラル分豊富な硬水。
他の蒸留所では、ほとんどが軟水を用いているので、非常に特徴的なわけですね。。
この貴重な水を守る為に、泉だけでなく周囲250haの森林をも所有し管理もしてるんです。

グレンモーレンジ蒸留所のポットスティルは、エレガントな形状のスワンネック型。
驚くべきはその高さで、およそ17フィート(約5.14m)もあり、
スコットランドで最も背が高いポットスティルとして知られています。
この高さにより、重い風味や雑味を含んだ蒸気は先端まで届かず、
最も軽くてピュアな蒸気だけを凝縮させて抽出することが出来るのです。

それが軽くて華やかでデリケートな香りがあり、クリーミーでフレッシュ。
スコットランドで一番飲まれているシングルモルトを生み出しているんです。
しかも、すべてをシングルモルトで出荷していて、他社のブレンド用には
一滴も供給されていないんですから。。

yashima080707

グレンモーレンジ トラディショナル 100プルーフ
1700年以前グレンモーレンジ蒸留所のある地域では、100プルーフ
(イギリスだと100P=56.6~57.2度)が常であったらしく、
その慣習を復刻させたバージョンが、このトラディショナルなんです。
熟成10年物程度の原酒をノンチルフィルター、ノンカラーリングでボトリングしています。

他のグレンモーレンジに比べ、より強いフレーバーや複雑味のある質感で、
塩っぽく、しっかりしたボディと言う特徴もあり、クラシカルな印象の味わいです。
少し加水すると、クローブやシナモン、バニラや蜂蜜、柑橘系の魅惑的なアロマが
花開き、ピートのスモーク香が絶妙ですよ。

こんなグレンモーレンジ、いかがですかね。。
今夜もvisionにて、お待ちしております。

ATCF Ltd. official web site はコチラ

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