2007/08/27
UD社の元で1983年に完全に閉鎖されており、長年スピリッツを生み出してきた
銅製のスチルも取り外されてしまい、復活の見込みがなかったところに
1998年インディペンデント・ボトラーとして有名なゴードン&マクファイル社が
蒸留所を購入し、以前まで使われていたものよりも小ぶりのスチルを備え付けて
操業を開始したのです。操業開始の式典には、チャールズ皇太子もお祝いに駆けつけ、
皇太子により、再開宣言がなされました。
そんな、ベンローマックから新たなオフィシャルがリリースされました・・・
《テイスティング・ノート》
淡い麦わら色。木材を燻した煙の中に、焦がした砂糖の甘い香り。
柔らかなフェノール香と薬品臭さが淡く感じられ、かすかに青リンゴも現われる。
味は、ピートの効いたスモークと灰の後から、燻した麦芽の甘みが追ってくる。
僅かにスパイシーで、焦がしたオークの樽香がかすかなフェノールを伴って感じられる。
甘みとフルーティーさに溢れた力強いボディ。
フィニッシュはモルトの甘みとスモークのバランスが美しく続く。ですって。。
そして、こんなモルトにあわせるなら・・・
蛤のリエット モルトウィスキー風味
蛤を赤ワインとフォンドヴォーで煮込み、ペースト状にして、
バターと粒マスタードで合わせました。
風味にシェリー樽で寝かせたマッカランの風味を付けた感じです。
ライ麦パンと一緒に召し上がると絶品です。と、古賀さんが申しております。
こちらも、いつもの2日間限定です。古賀さんがいるうちにどうぞ。。
2008年には同社初のオフィシャル・ボトルがリリースされるといいます。
ジャック・ダニエルの空き樽とオロロソ・シェリー樽で熟成させた原酒を
ヴァッティングさせるとか。。その前に、まずはピート・スモークで。。
今夜もvisionにて、お待ちしております。