2008/03/29
第三回目のモルト講座。今週も張り切って参りましょう。
「前回、受けられなかったよ。」という方もご安心を。
講座は、すべてバックナンバー制で、いつでも日曜日でしたら、ご用意ができます。
奮ってご参加くださいませ。
さて第三回目は、「樽熟成~年数編~」です。
前回は、樽の素材にスポットをあてましたが、
今回は「熟成期間」について、お勉強しましょう。
蒸留を終えta酒は無色透明で、この時点では、まだウイスキーと呼ぶことはできません。
スコッチでは最低3年の樽熟成が、義務づけられているからです。
前回のシェリー樽に加え、バーボン樽、リフィル樽、ウイスキー樽、プレーン樽などあり、
さらに容量、サイズもバレル、ホグスヘッド、バットなど様々です。
蒸留までの工程は、長くても20日ぐらいに対し、熟成期間はとても長く、
10年、15年、なかには30年間以上の眠りにつきます。
無色透明の荒々しいスピリッツは、年月によって磨かれ、
まろやかで芳醇な琥珀色をした液体に生まれ変わります。
さて、今回は2種類のモルトを熟成年数違いで、テイスティングのご用意をしました。
ハイランド/スプリングバンク10年
ハイランド/スプリングバンク15年
アイランズ/アイルオブジュラ10年
アイランズ/アイルオブジュラ21年
科学では解明できない、神秘による違いを味わってください。
皆様のご来店、お待ちして下ります。