2008/04/05
「前回、受けられなかったよ。」という方もご安心を。
講座は、すべてバックナンバー制で、いつでも日曜日でしたら、ご用意ができます。
奮ってご参加くださいませ。
さて第四回目は、「ブレンデットを味わう為に~フェイマスグラウス編~」です。
今回は、少し思考を変えてお届けします。
大きくスコッチウイスキーは、ブレンデットタイプと、
シングルモルトタイプの2タイプに分けられます。
現在でも、市販されているスコッチの約90%は、ブレンデットウイスキーです。
ブレンデットウイスキーは、15~50種類のモルトウイスキーと、
数種類のグレーンウイスキーをブレンドして造られます。
それぞれ、熟成中の貯蔵庫から蔵出しし、ステンレス製のブレンド用タンクにいれられ、
撹拌、混合を経て再び樽に詰められる。その後6ヶ月前後かけてなじませます。
この過程を後熟(マリッジ)といいます。
マリッジ後、加水されボトルに詰められます。
どのモルトとどのグレーンを使うか、その比率をどうするかということは、
各ブランドによってすべて違い、一部のキーモルト以外は極秘事項です。
そこで今回は、ブレンデットウイスキーをモルト目線から味わっていきましょう。
ブレンデットウイスキーと、キーモルトの飲み比べです。
ブレンデットスコッチ/フェイマスグラウス
キーモルト/ブナハーブン 18y
キーモルト/ハイランドパーク 12y
キーモルト/グレンロセス 1992
「モルトはソロでブレンデットはオーケストラ」とも表現される、
ウイスキーの調べを味わってください。皆様の御来店、お待ちして下ります。。