2008/05/24
中国四川でものすごい地震がありましたね。
これも何かの前ぶれかしら。いつ日本で起こってもおかしくないしね。
とかく色々騒がれていますね、世界規模で。
スコットランドも例にもれずです。。
というのも、政府によって設立されたスコットランド自然遺産局のアドバイザーを
務める、グラスゴー大学地理地球科学部のジム・ハンサム博士は、気候の変化が
もたらすウイスキー産業への脅威はとても現実的なものだと言っています。
「全世界の海面が上昇し始めていることがすべてを物語っています。
多くの有名な蒸留所を含め、海岸沿いに建てられているすべての蒸留所が
海水に飲み込まれる危険性をはらんでいます。それにも関わらず、
人々は気候が変化すれば暖かい夏が過ごせるみたいなイイ影響ばかりに
目が行ってしまい、想定できる他のすべての影響にまでは考えが及んでいないんです。」
と、博士は一般の人々の認識の甘さを憂えているそうです。
また博士は、20年以内には被害を被る蒸留所が現れる可能性があると強く主張しています。
「最も深刻な影響が及ぶと思われるのが、インナーヘブリディーズ諸島
並びにオークニー諸島に建てられている蒸留所たち」
タリスカーやラフロイグ、ハイランドパークなどのコトですね。
そして本土では、バルブレアやグレンモーレンジといった蒸留所たちです。
しかし、対策なんて講じられるんですかね。
その場所でしか生まれないものが、ウイスキーの神秘性や魅力だったりもします。
でも無くなってしまっては意味がない。難しい問題です。
こんなコトが世界規模で起こる。どうしたらいいんだろ!?何が出来るんだろ!?
いっぱい考えなきゃいけないね。あたしも、みんなも。。
つい日々のことに追われ、というかむしろ追われてる気分になって時間だけが過ぎてゆく。
なんか自分に与えられたコトへの、ただやってる感にだけ囚われて、勝手に満足して
周りのコトにまで考えが及ばない。全体が見えていない、というか見ようとしない。
本当にそれでいいのだろうか?
自分の立ち位置は大事だけれど、その位置は本来自分が求めた姿なんだろうか!?
流されていないだろうか!?やるべきコトが、もっとあるんじゃなかろうか!?
もっとよく見て、考えて、行動しないといけないんじゃないだろうか!?
世界の中の一人の人間として、会社の中の一人の仕事人として。
最近、とみに感じます。「人間は考える葦である」いい言葉です。
もっと考えなきゃね。暑い夏を前にして、ちょっぴり想うね。。