2008/01/26
食育とは、「様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、
健全な食生活を実践することができる人間を育てること。「食育基本法」においては、
生きるための基本的な知識であり、知識の教育、道徳教育、体育教育の基礎となるもの、
と位置づけられ、単なる料理教育ではなく、食に対する心構え、栄養学や
伝統的な食文化についての総合的な教育。」とあります。
うちのちびすけコト、耀俊くん。基本的に食べ物にあまり興味がない。
自分からお腹すいたとかも言わない、こっちから「ご飯だよ」とか「何か食べる?」
でようやく反応する。だからか量もあまりとらない。
ただお菓子類だけには、自分からラムネ食べたいとか、チョコ食べたいとか言う。
その辺はフツーの子供っぽい。好きなのはドライマンゴーとかぽたぽた焼きとか。
最近バウムクーヘンを頂いてからは、これも。。
そんなだから、うちの奥さんやっきになってご飯たべさそうと必至。
毎日の朝晩、二人でやりあってるんだとか。
実際、彼はご飯そのものは好きで、カレーとかおにぎりとかはペロリと食べる。
でも味噌汁やスープは嫌いで、おかずもハンバーグとかかぼちゃは食べるけど
それ以外のものや、あまり見かけないものには全く手をだそうとしない。
なぜか納豆とかキノコは好き。不思議ね。。
まっ、いわゆる食べず嫌いってやつですな。興味がないから食べてみようなんて
思わないわけですな。。あたしも子供の頃そうだったんで、よくわかる。。
保育園のお昼ご飯においても、お豆腐は突っついただけとか、みかんは皮むいただけとか
にんじんは隣の子に「はいどうぞ。」ってあげてましたとか書いてある。
この結果、ママとちびすけの戦いが始まるわけです。。
ある日の夕飯時、いつものように顔をそむけて食べようとしないちびすけに。
とうとうブチキレた奥さんは。。
「もう、そんな子は外に出します。そこで反省してなさい。」とベランダへ。
この寒空のなかですよ。しかも2歳児相手に。。鬼の形相ですよ。。
号泣しながら、ちびすけは。。
「ママぁ。寒いよぉ。裸足は寒いよぉ。暗いよぉ。開けてぇぇぇ。。」と
わめきながらも「あぁ。ママに怒られたぁ。ようしゅんが食べないから怒られたぁ。
ちゃんと噛むよぉ。飲み込むよぉ。だから入れてぇぇぇ。」と。
なんだか微妙に分析しながら相手の思いを察知している様が、ちょっと面白い。
こんなやりとりを多いときには3回くらい繰り返してるんだとか。
ご近所のみなさまには、夜な夜なご迷惑おかけします。
これが我が家の食育なんで、もうしばらくは大目にみてやってください。
少しずつですが食べ物そのものに興味を持ち始めてるようなので。
うちの奥さんも、ただ無理矢理食べさそうとしてるんではなく、
それがどんな食べ物なのか、それが彼になぜ必要なのかを伝えながら
子供目線と大人目線の狭間で頑張ってるんで。
うん!?あたし? えぇ、3回に一回は怒りますよ。あたしも。
しかも鉄拳つきで。なんせ我が家の父は、一番怖がられてますから、はい。
いまんとこ、あたしが切り札ですな。奥さんのね。「ちちに怒ってもらうよ!」
「やだっ!こわいこわい!」が口グセなちびすけ。あと半年で3歳