2008/04/01
山梨県韮崎市、その北部にそびえる茅ヶ岳の南西山麓に広がる穂坂丘陵。
1962年日本における欧州系葡萄栽培の歴史が始まった由緒ある場所が穂坂町です。
国内有数の日照時間を誇り、日本を代表する高品質醸造用葡萄の産地です。
標高400m~700mの山麓南西斜面は、日照時間が長く小雨冷涼気候区に属し、
裾野を駆け抜ける風や、やや粘質のある土壌がもたらす自然環境から育まれる葡萄は
凝縮土が高く、腰の強い味わいのものとなるんだそうです。
近年は良質なマスカットベリーAが栽培され、安心安全と「産地の空気」を感じる
「日本の地ワイン」シリーズをメルシャンがリリースしています。
山梨県韮崎市穂坂地区収穫 マスカットベリーA 2003 日本の地ワインシリーズ
穂坂地区だけのマスカットベリーA種で造られた、イチゴドロップやローズヒップティー
を思わせる甘い香りと、甘めの果実味と穏やかな酸味と柔らかな渋味の赤ワイン。
ワインの性格の大半を決定する「ぶどう品種と産地」をわかりやすく、シンプルに
ラベルに表示し、栽培管理責任者、醸造責任者、収穫年、育成方法、香味も明示する
ことにより、このワインを育んだ、さまざまな要素に思いを馳せ「手作りの味わい」
「本格的な味わい」を実感できる日本の地ワインシリーズです。
日本のワインは、こんなにスゴイんです。是非味わいにいらしてください。
今夜もvisionにて、お待ちしております。