2007/08/06
グレンガイル蒸留所とは、スプリングバンク蒸留所を経営している
J&Aミッチェルズ社の現社長の先祖が1872年にキャンベルタウンに設立し、
1925年の閉鎖まで稼動していた蒸留所です。同社が2001年末に買収し、
2004年の再開に向けて、着々と準備を進めていたのです。オープンしたばかりの
この蒸溜所は、様々な用途で使用され続けたので、幸運にも残存していたんです。
なので、閉鎖された時と同じ敷地に立っており、実に125年ぶりの
キャンベルタウンの新しい蒸溜所なわけです。
そして、そのシングルモルト「キルケラン」は、スプリングバンク蒸溜所で
フロアモルティングされた麦芽とスプリングバンクと同じクロスヒル湖の水を使用し、
2回蒸留で造られます。熟成もスプリングバンクの熟成庫で行われています。
蒸留器はインバーゴードン・グレーンウイスキー蒸留所内に1965年から1977年の、
わずか12年間操業していた『ベンウィヴィス』のポットスチルを運んできたもので、
初留と再留が同じ大きさなのが特徴的です。
最初に蒸留された原酒は、フィノシェリー、オロロソシェリー、デメラララム
バーボン、ポート、マディラの6種類の樽に詰められ、2014年ボトリングの予定で、
もう販売予約されているんですって。。すごいですよね!?
そんな繊細なウィスキーには、こんな繊細なお料理いかがですか。。
スモーク牛タンのオレンジマリネ
今週も月、火2日間限りの古賀料理長お手製のお料理です。
牛タンを細切りにして自家製オレンジドレッシングで和えたものですって。。
ヘーゼルバーンと同様に世界的に人気が高まることが予想されるキルケラン。
こちらが発売されるまで待てないモルトファンは、まずこのブレンデッドから・・・
そして、オレンジマリネから。。今夜もvisionにて、お待ちしております。