調べようがない!それ位レアなVMSC/八嶋

2008/02/18

in: Vision

Visionの八嶋です。アイラ島の南から島の中央にまで切り込んだ深い入り江
「ロッホ・インダール」。その中ほどに、金色のパゴダを思わせる双塔のキルンが
そびえています。それが蒸溜所のシンボル、麦芽乾燥塔です。今も昔ながらの
フロア式モルティングを守っている最も伝統的な蒸溜所がそこにあります。
かもめが舞う浜辺で、ここの貯蔵庫は波しぶきを浴びています。
この海の香りがアイラモルトの魅力の秘密。ピートにも長い間に潮風がしみこんで、
海藻の匂いがします。村の家並も人々の暮らしも、昔のまま。春になると
蒸溜所の男達が3人一組みで湿原に出かけ、独特な形のシャベルでピートを切り出します。
それだけ伝統や熟練の技が大切にされ、島の自然風土の特徴がストレートにでた
ウイスキーが生まれてくるのです。そう、ボウモア蒸溜所のコトです。

蒸溜所の創設は古く、1779年。荒涼たる孤島でのウイスキー造りは輸送が大変でした。
しかし、島の男達が磨きあげてきた伝統の技の結晶には、それだけの個性がありました。
早くも18世紀には、ボウモア村のウイスキーは、"Fioghinn agus Soir Bhuanaghadh"
「豊かで洗練された品質」というフレーズと共に知れわたっていたのです。
今では、「アイラモルトの女王」と呼ばれるにまでなり。。

yashima080218

ボウモア 1979-1990 ウィリアムケイデンヘッド VMSCボトル
Special Individual Cask Bottling と銘打たれたケイデンヘッドのボトラーズもの。
ボウモア蒸溜所の創業200年目の1979年に蒸留され、1990年にボトリングの11年。
58.4%のカスクストレングスで、ケイデンヘッド社がイタリア向けにリリースした
ものらしく、イタリア・トリノにあるDival di Gabri社の文字が・・・

なんと分かったことは、それくらい。それ以上調べようがない。
仕入先からの情報によれば、少量のみボトリングされたらしく、
日本にはほとんど輸入されておらず、あっても2,3本ではないかと。
そのうちの1本ということです。なんて貴重な。。
そんなボウモアを今月の VMSCボトルとしてリリースします。

今夜もvisionにて、お待ちしております。

ATCF Ltd. official web site はコチラ

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