2008/02/18
蒸溜所の創設は古く、1779年。荒涼たる孤島でのウイスキー造りは輸送が大変でした。
しかし、島の男達が磨きあげてきた伝統の技の結晶には、それだけの個性がありました。
早くも18世紀には、ボウモア村のウイスキーは、"Fioghinn agus Soir Bhuanaghadh"
「豊かで洗練された品質」というフレーズと共に知れわたっていたのです。
今では、「アイラモルトの女王」と呼ばれるにまでなり。。
ボウモア 1979-1990 ウィリアムケイデンヘッド VMSCボトル
Special Individual Cask Bottling と銘打たれたケイデンヘッドのボトラーズもの。
ボウモア蒸溜所の創業200年目の1979年に蒸留され、1990年にボトリングの11年。
58.4%のカスクストレングスで、ケイデンヘッド社がイタリア向けにリリースした
ものらしく、イタリア・トリノにあるDival di Gabri社の文字が・・・
なんと分かったことは、それくらい。それ以上調べようがない。
仕入先からの情報によれば、少量のみボトリングされたらしく、
日本にはほとんど輸入されておらず、あっても2,3本ではないかと。
そのうちの1本ということです。なんて貴重な。。
そんなボウモアを今月の VMSCボトルとしてリリースします。
今夜もvisionにて、お待ちしております。