2007/11/14
還暦は干支が一巡し、生まれ年の干支にふたたび戻ること。又その年齢を指しますね。
従って、満60歳となる年の1月1日に還暦を迎える事になるわけですが、
えてして、還暦祝いは満60歳の誕生日を中心にしたりしますよね。。
昔の数え年的にいうと、61歳を指すらしいんですが・・・
そうなんです、あたくしの母親も先日、還暦を迎えまして、そのお祝いをしてきました。
再び生まれた時に還るという意味で、赤色の頭巾やちゃんちゃんこなどを贈ったりする
習慣がありますが、本人が嫌だというので、旅行券をプレゼントしてきました。
あたしの年齢からしたら、けっこう若い母親ですが、還暦ですか!?
なにげに感慨深いものがありますね。
ぼくと弟が中学生くらいまでの時は、自宅で内職を中心とした仕事をしていて、
ぼくらの手が離れ出してから外へ働きに。。もともと、うちの母親はデパガでしたから
やっぱりその環境に戻っていきました。当時、I勢丹さんが契約社員とアルバイトの
中間的な位置づけで募集していた、いわゆるパートタイマー制度ってやつで。
それを20年近くも働いて。。今回めでたく定年を迎え、ひと段落。ごくろうさま。。
これから何をするんですかね!?じっとしてられない人でしたから。
ハワイアンキルトを習いたいとかも云ってたしね。
このくらいの歳になると、人は、どういうことを考えるんでしょうかね!?
あたしが、その歳になってみないと分からないことなんですが。ふとね。
人間誰しも歳をとり、いつかは、その時期が訪れます。
淋しい気もしますが、楽しみでもあります。
あたしが還暦を迎える頃には、息子も20代半ばになります。
はてさて、自分のコトもそうですが、周りのみんながどんなかも楽しみだし。
ゆっくり歳を重ねていくことにしましょ。その時、その時を大切にね。
そういえば、還暦ってコトをお客さんと話していたら、とてもためになるコト
教えてくれました。この先のお祝いの話です。
次に来るお祝いが、61歳で「華寿 かじゅ」。華が6つの十と一に分解できるから。
そして、77歳で「喜寿 きじゅ」。喜の旧字体が七十七に分解できるから。
そうなんです。みんな数字で分解できて、その数字を漢字に当てはめて○○寿になってる。
へーって感じでしょ。その後も、 80歳で「傘寿 さんじゅ」。88歳で「米寿 べいじゅ」
90歳で「卒寿 そつじゅ」。99歳で「白寿 はくじゅ」これは、百の字から一をとると白。
108歳で「茶寿 ちゃじゅ」。111歳で「皇寿 こうじゅ」となっていくわけですなぁ。。
そう考えていくと、天寿天命を全うするの「天寿 てんじゅ」 は、天の字が
一、一、八に分解できるから118歳になるのかしらね。。
みんなで、天寿を迎えられるくらい長生きできるといいね。あたしもね。