本を出したい貴方へ・・・ vol.2

2010/01/24

in: OLIM

このブログをご覧になっている方で、

この方の名前を知らない人はほとんどいない事でしょう。

guild bar olim 宇田川 メインオーナー

株式会社ヴィベアータ代表取締役

新田龍

昨年9月に、

guild bar olim 宇田川

ブラック企業アナリストとして、労働条件などの悪い企業を選ばないためにはどうすればいいのかを、

事細かに記載した著書『人生を無駄にしない会社の選び方』をリリース。

これまでにも数多くの書籍を出版し、今年もまた新たに書籍を出版予定の新田さんが、

独自に築き上げた『本の出し方&売り方』のノウハウを公開して下さいました。

2009年8月に行ったMTG内容に加えて、そのとき発売されていなかった上記の本を出版した後の話も公開。

前回以上に、鮮明に記憶に残るMTGとなりました。

guild bar olim 宇田川

【20】 1/23 ビジネス書作家になろう!書籍の書き方&出版ノウハウミーティング(再)
● ゲスト:新田龍
株式会社ヴィベアータ
代表取締役 ● 参加費:¥4,000

● ライター:4630

****************************************************************************

『「○部売れそう」なら出版出来ると思いますか?』

そんな質問からスタートした、記念すべき20回目を迎えた宇田川ビジネスミーティング。

実際に本を出したい方にとって、まず最初に疑問に思う事かと思います。

さらには、

『本は誰のモノ?』と問われると、著作者のモノなのか、出版社のモノなのか、

ここもふと疑問に思うところ。

『本を一冊出すまでに、出版社が一体いくら初期投資をしているのか?』

という現実問題に対して、実際にその投資を超える売上が立てられなければ本は出せないわけで、

「最低このくらいは売れないといけない」ラインのお話などもうかがえました。

もちろん、様々な状況があるとは思いますが、

自らが出版したいと考える場合は、知らねばならない最初の重要な要素。

著者と出版社、そして、エンドユーザーの全員にとってプラスである出版物を創る。

当たり前のようで、意外とそのレベルは高そうです。

guild bar olim 宇田川

何が売れそうか?

その本は便利か?実用的か?

その人にしか書けない経験論の本。

新しいことを教えてくれる本。

専門的な本。

世の中に出回る数々の書籍には、

出版出来る理由と、それが認知され、売れる理由が必ずある。

そのための、コアなテーマが必要になるそう。

guild bar olim 宇田川

新田さんが書いた実際の企画書。

非常に細かく企画内容が記されていました。

その企画書をもとに、最終的に「出版」に至ったわけですね。

綿密な企画と計画。豊富なボキャブラリーと知識・経験。

誰に、何を伝えたいのか?という想い。

本を出す事は、想像以上に深いモノなのかもしれません。

9月26日に『人生を無駄にしない会社の選び方』を発売した後、

この本で、新田さんは、アマゾンビジネス書ランキング1位を獲得しました。

では何故1位が取れたのか?

そこまでのノウハウを得るのに、新田さんご自身、かなりの自己投資をしたそうです。

今回のお話を、もし自分たち自身でやろうとしたら、おそらくそれ以上の苦労を要したのでしょう。

ゲストの「経験談」を、近距離でじっくり聴いて、次に繋げられるのも、宇田川ビジネスミーティングの良いところ。

guild bar olim 宇田川

著書が広まったことで、それまでになかった仕事の依頼が増えたと、新田さんは言います。

連載依頼・テレビ取材・講演依頼の増加・国からの研修依頼etc…

本を書いている時期は、相当時間をそこに注ぎこみ、

(片手間で出来る仕事ではないな)と感じられたそうですが、

その後に確実に繋がっているところは、新田さんの努力の素晴らしさがにじみ出ています。

そして今回も、出版社・編集者のゲストをお招きし、

本を出す側のご意見も伺うことが出来ました。

guild bar olim 宇田川

日本実業出版社 第一編集部の川上さんは、数多くの有名書籍を担当された方。

日本実業出版社さんは今年で創業60年となるビジネス書籍の老舗です。

川上さん曰く、

出版社は、企画がなくては始まらない仕事なので、企画を必要としている。

その敷居は、経験上、低くもないが、高くもない。

出会いの接点と持ちネタを増やして、自分に合う編集者を見つけると次に繋がる。

“出会いの接点”

ここが1つのキーワードのような気がしました。

やはり、どんなことでも、成し遂げるために必要なのは、

『行動力』

である事を、改めて認識させて頂ける言葉。

そして、本を書くときに大切なのは、本を読んでもらいたい人を想像すること。

川上さんは、『本は、手紙と一緒だと思うんです』とおっしゃいました。

大切なあの人に贈る、自分なりの想い。

その想いを届ける対象が、個人でも、マスでも、言葉の選び方は、変わらないのかもしれません。

“強い想い”

本を出すために一番必要なのは、

本を出したい、そこから何かを伝えたいという、熱い想い。

guild bar olim 宇田川

『私は、昔から本を書きたかった。でも、昔はただ書きたいだけだった。

仕事をしていくウチに、“使命感”を覚え、本で想いをマスに届けたいと強く思うようになった。

企業と人の間に起こる“ミスマッチ”を数多く見てきて、そのミスマッチが、どうすればなくなるかを考えた。

不幸なミスマッチをなくしたい。その想いで、本を書いている』

新田龍という、その人だけの生き様が、

本という形になって、多くの人に伝わっている。

やはり、必要なのは、『想い』の強さ。

今回も、素敵なお話を伺えました。

guild bar olim 宇田川

新田オーナー、川上さん。

豊富な経験から、数々のアドバイス、有難うございました!

ご参加して下さった皆様、

土曜の夜にお時間頂き、有難うございました!

さてさて。

次回の宇田川ビジネスミーティングは、

人前で話す機会のある方、

必見です。

【21】 2/6 年間200講演以上!人気講師が教えるセミナーの創り方&仕込み方ミーティング
● ゲスト:長井亮
株式会社09
代表取締役 ● 参加費:¥4,000

ちなみに長井さんの前回MTG
は、ピッッッッタリ45分。

そのテクニック、教えてもらって良いんですか!?

※ちなみに詳しい内容はブログには公開出来ませんので、予めご了承ください。

guild bar olim 宇田川

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