深夜には、スイートバニラスタウトとコイーバでしょ/八嶋

2007/10/29

in: Vision
Visionの八嶋です。神奈川県厚木市にある元祖地ビール会社「サンクトガーレン」は、
今年厚木に拠点を構えて10周年を迎えます。ここは、日本の地ビール解禁に先駆けて、
サンフランシスコでビールの醸造を開始しました。いわゆる、マイクロブルワリー。
1993年、サンフランシスコにパブ「カフェ・パシフィカ」をオープンし、
醸造したビールの販売を始め、六本木に飲茶と地ビールの店「サンクトガーレン」を開き、
ビールを逆輸入する形で提供を始めたのでした。
今では、厚木につくったブルワリーでビールを造っています。
そこが、最近リリースしはじめたスイーツビールを今回ご用意しました。

スイートバニラスタウト
アロマホップの変わりにバニラビーンズで甘い香りを溶け込ませた黒ビールです。
ベースとなる黒ビールは通常より甘めに仕上げ、後味にはチョコレートのような
風味が残ります。その昔、チョコレート発祥の地である中南米では、チョコレートは
バニラと一緒に食されていたといいます。現代でもその相性の良さは抜群です。
先日の「ジャパン ビア フェスティバル 2007 in 横浜」で発表された
「インターナショナルビアコンペティション 2007」で、スイートバニラスタウトは、
ボトル部門金賞を受賞しました。

yashima071029

そんなスイーツビールに、シガーを合わせてみませんかね!?

コイーバ シグロ3 (ハバナ)
キューバ製ハバナシガーの代表とも呼べるブランド「コイーバ」。
コイーバとはインディアンのタイノ族の言葉でタバコを意味しています。
商業主義をきらったキューバでは革命の象徴として、この名前を採用しました。
1968年のキューバ革命後に設立されて以来、1982年のスペインでのサッカー
ワールドカップまで市場に出回ることもなく、キューバ国家のVIPや来賓専用に
作られていて、一般市場には販売されていませんでした。シグロシリーズは
1992年にコロンブスのカリブ発見500周年を記念して販売されたシガーなんです。
最高の土壌と称されるヴェルタ・アバホの選ばれた農園のみで栽培され、
大量生産されることなく、収穫されたタバコ葉の質に合わせた生産を行っています。
香りだけでコイーバと識別できるほど、ハバナシガーの中で頂点を極めたブランドです。
長さ 155mm 、太さ 16.67mm のシグロ3は、シリーズの中でも最もバランスがとれており、
風味は昔のハバナシガーを思い出させてくれる味わい深い葉巻になっています。

うちのビアマスターである跡部くんお薦めの組合わせです。
なので、彼のいる時間帯。そう、深夜帯のみ限定のご用意です。
少し仕事の帰りが遅くなって、終電で帰ってきたそんな日は。。
ホッとする甘いビールとシガーで、一呼吸いれて帰途についてみてはいかがかしら!?

それでは、今夜もvisionにて、あたしのいない時間に、跡部がお待ちしております。

ATCF Ltd. official web site はコチラ

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