生きるための食事

2009/10/05

in: OLIM

人は一生のうちに、

約8万回の食事をすると言われています。

日々の積み重ね。

一日に食事を3回すると仮定したときに、

人は、一食にどの程度の価値観を見出しているのでしょうか。

今日は、8万回の食事一回一回に情熱を注ぐ、

食の伝道師のお話。

guild bar olim 宇田川

ランチ選びが仕事力を上げる!ビジネスパーソン向け食育ミーティング

ゲスト:石戸谷学
日本フード&ソウル協会
主宰

ライター:4630

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guild bar olim 宇田川

OLIM一問一答!!

ということで、

シャチョー
の発案で、参加者の皆さんを交えて一問一答形式の質問タイムから始まった今回のMTG。

もちろん答えに対する解答を教えてくれる先生は石戸谷さん。

それでは質問です。

Q1.時間のないランチです。某ファーストフード店に行きました。何を頼む??

Q2.やっぱり時間がありません。コンビニに行きました。何を買う??

Q3.なんだかどうしても麺類が食べたい。ラーメン屋に行きました。何を食べればベター??

Q4.今日も時間がありません。牛丼でも食べようかな。さて。どうしよう??

Q5.忙しすぎてランチを取れませんでした(泣)。一体どうすれば!?

Q6.時間もあります。お店もたくさん選べます。何屋に行くのが良いでしょう??

どれも皆さんの生活に当てはまりそうな状況ではないかと思いますが、いかがでしょうか??

当たり前のように安易な判断をしてしまいがちな状況でもあるかと思います。

これらの状況において、「~しなければならない」ということは無いと石戸谷さんは言います。

グッドやバットを選ぶというよりは、“ベター”な選択をしていくことが大切。

だって、好きなモノを食べたいですもんね。

だったら、少しでも体のことを考えた選択をすること。その一見小さな選択の積み重ねが、

気付けば大きな結果として、訪れたりするものです。

guild bar olim 宇田川

1つ1つの質問に対し、参加者の皆さんが答え、石戸谷先生が答える。

その場にいる全員が、『ランチ』について一緒に考え始めました。

それぞれの質問に対してのMTGの答えはここでは記載しません。

答えは様々。石戸谷先生は、すべての答えに対して、“ベター”な選択をススメて下さいました。

いくつかオススメをここで皆さんにお伝えするならば、

サラダを食べるときは、『MY調味料』を持とう!ということと、

会社のデスクに『煎餅』を忍ばせよう!ということ。

すりゴマや天然塩など、添加物の少ない健康的な食材を使用することで、ドバっと何かをかけるよりは体に良いし、

空腹で頭が回らなくなるよりは、顎を使って脳を刺激出来る煎餅をつまむくらいなら、時間がなくても出来る。

さらにその時、温かいコーンポタージュなんかがあれば、満腹感も得られるので、よりベター。

ほんの些細なことかもしれません。

でも、真剣に考えてみると、実はすごく奥深いことなんです。

一問一答を終え、その理由を石戸谷さんは語り始めます。

guild bar olim 宇田川

『食育』

と聞くと、最近では子供への食育というイメージを持たれる方もいるかと思います。

もちろん、これからの時代を担う子供たちにとって、非常に重要な教育の1つです。

しかし、それと同時に、大人にとって大切な教育でもある。石戸谷さんはそう話します。

なぜなら、“親”の食事は必ず“子供”に影響を及ぼすからです。

石戸谷学さんは、約20年に渡って、世界中から届く輸入果物を扱うお仕事をされています。

冒頭にも記載したように、、人は生まれてから死ぬまで約8万回の食事をする中で、

その食事によってのみ、人間としての体を作り上げていくのです。

人は、体内で栄養を創りだす能力を持たない生き物だからです。

そんな大事な生きる術にも関わらず、意外とナイガシロにされがちな一日の食事。

しかし、食事は生命を維持し、健康を左右する最重要ファクターだということを、忘れてはなりません。

石戸谷さんは、そこに強くフォーカスを当て、日本フード&ソウル協会を立ち上げ、代表としてご活躍されているのです。

集まったビジネスパーソンの皆さま向けに、少しビジネスに絡んだ食のお話を3つ。

まず1つ目は、 「メタボリック症候群」 について。

世の中で最近よく聞く言葉『メタボ』。

実はこのメタボに対して、将来的に保険料が上がる構想があるそうです。

保険料が上がるということは、会社の経営に関わってくるということ。

つまり経営者は、社員の健康状態も知ってしかるべき時代になるということです。

社員の健康に気を配ることが、会社の発展に繋がると言い換えることも出来ます。

病気になりやすい社員がいれば、会社の損失にも繋がります。

損益だけの問題ではないにしろ、自社のスタッフをファミリーとしてみて、

強制とは言わずとも、家族の食事に気をつけることも、今後必要になってくるのではないかと石戸谷さん。

考えさせられる食育。

2つ目は 「食と健康」 について。

食事をとらないことで、心にも栄養がいきわたらず、精神不安定になることがあると言います。

某企業における社員の長期休業の理由第一位にもなっていたり。

精神的に弱っている時、食事をしっかりとっていないことがあります。

そうすると、脳内物質セロトニンが増えません。

セロトニンは、冷静な判断力が向上する物質だと言われています。

頭がスッキリしている状態は、このセロトニンが分泌している時だそうです。

セロトニンは、食事から摂取できます。

この物質は、肉・魚・豆などに含まれており、つまり、しっかりと食事をとってさえいれば、必ず摂取できるということです。

さらに食事をよく噛む。そして、日光を浴びることでも、健康に非常に良い状態を、人は作れるそうです。

たまにはテラス席のあるお店で、日の光を浴びながら食事をするのも、健康には良いのです。

3つ目は 「ダイエット」 について。

ダイエットを行うために、食事制限を過度に行うことは、健康にとって非常に障害のある行為。

栄養がとれないことで、摂食障害を起こす可能性があります。

すると、脳の働きが悪くなり、結局ダイエットすらままならず、体を壊してしまう。

これでは本末転倒です。

食事をすることで、脳を動かす。その方が実は、思った体を作るよりベターな方法なのでしょう。

社会で活躍するためには、食事は切っても切り離せない大切な要素なのです。

guild bar olim 宇田川

組織に準じていても、そうでなくても、

人は毎日何かしらのモノを口にします。

自分の健康を考えることはもちろん、自分の周りの健康を考えることは、

自分にとっても、周りの人間にとっても、将来的な視点で見れば、

必ず未来に繋がる、大きな投資となり得ます。

一人ひとりが健康であること。

見落としがちな大切なモノを、教えて頂いた一夜。

食育は、子供から大人まで、一生をかけて学ぶ教育。

改めて、自分の生活を見直すチャンスを頂けたMTGでした。

石戸谷さん、豊富な知識からたくさんの知恵を頂戴出来ました。ありがとうございました!

参加者の皆さん、お忙しいところご来店頂き、ありがとうございました!

交流会はいつにも増して大盛況!!

さぁて。。

次回と次々回のMTGは、、、

参加者募集中!残席状況:△
【9】 10/10 ココだけ業界裏話!買ってはいけない&借りてはいけない不動産ミーティング
● ゲスト:高橋正典

株式会社バイヤーズスタイル
代表取締役 ●参加費:¥3,000


参加者募集中!残席状況:◎
【10】 10/17 新卒&中途からバイトまで、離職率は初日で決まる!初出勤適正化ミーティング
● ゲスト:長井亮
株式会社R09
代表取締役 ●参加費:¥3,000

※参加申込フォーマット請求及びお問い合わせは info@atcf.jp
からどうぞ。

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