2011/11/01
Suzuki Saori Solo Exhibition
2011.10.31(Mon)-11.27(Sun) @ vinsanto
みなさまは「日本画」と言うとどのようなものを想像されるでしょうか?
私が描く日本画は、ほとんどがごく普通な風景画です。
私に限らず現代の日本画作家の多くは
洋画と同じようにパネルに紙や布をはって絵を描いていますし、
描くモチーフも花鳥風月に限らず自由です。
作品を見ていただくと、おそらく洋画との違いがあまりないことに
驚かれるのではないかと思います。
使用する絵の具の違いはあれど、画材の併用も当たり前になった今
日本画と洋画の境界は曖昧になってきています。
そんななか、日本画の伝統的な素材を使い、
その質感を生かした自分なりの表現を模索しつつ
日々日本画とは何か考えながら作品を描いています。
きらきらとした美しい絵の具を使い、
ふと目にとまった 素敵な物や風景を描くのですが、
絵にまじめに向き合えば向き合うほど
自分の内面の「陰」がにじみ出てきす。
今回の展示のきっかけは、茨城の筑波から東京に出て
知らない人と出会い、新しい経験をすることで、
新たな表現を見つけ、自分の絵にも新たな一面を与えられるのではないか
と思ったことです。
まだまだ悩み考えながら描いた未熟な作品たちですが、
見ていただいた方に少しでも日本画について
興味を持っていただくきっかけとなればうれしいです。
この展示がお客様と日本画をつなぎ、
私がまた深く日本画について考え成長する為の
お互いにとっての良いきっかけになれば幸いです。
■Artist profile / 鈴木 沙織
1989年2月9日生まれ。奈良県出身。
2011年3月筑波大学卒業。
現在、筑波大学大学院在学