121番のリキュール/八嶋

2007/08/22

in: Vision
visionの八嶋です。アイル・オプ・アラン蒸留所は、150年ぶりにオープンした
スコットランドで最も新しいモルト蒸留所です。シーバス・ブラザース社の
元代表ハロルド・カリー氏がウイスキー業界での豊富な経験を基に設立しました。

アラン島は、クライド湾に浮ぶ427平方キロメートルの島です。
蒸留所のあるロックランザは、島の北部の氷河によって侵食された
渓谷に位置しています。草の生い茂った山々や荒れ地に囲まれ、
すぐ傍には同じ名前の入り江があり、ロマンチックな遺跡となっている
ロックランザ城もあります。
何世紀も前から人が暮らしてきた村は、長い歴史を誇っています。
そんな中、世界でも有数のゴルフコースがあり、夏のリゾート地としても有名で、
特に王室の避暑地として利用された事から「ロイヤルアイランド」とも称されています。

そんなアランをザ・スコッチ・モルト・ウィスキー・ソサエティ(SMWS)も
リリースしています。そして今回、そのアランモルトをベースにしたリキュールを
作り出してきました。それがこちら・・・

yashima070822


アラン モルトリキュール 121番 8年 47.6%
「ユーカリとオレンジビター 」
問われている島は昔の詩人たちが「林檎のエヴァン」と呼んだ場所である。
もっと分かりやすく言えば、ビジットスコットランドは「スコットランドの縮図」
と表現している。このウイスキーリキュールはこの島の蒸留所で造られたもので、
8年物を混ぜた秘蔵のものである。これはウィスキーマガジンの
スコッティッシュ・ディスティラー・オブ・ザ・イヤーで投票された場所である。
色は青白い琥珀色で粘度が高い。香はフレッシュ、クリーン、Voseneシャンプーの残り香、
マウスウォッシュ、ユーカリオイル、タイム、クローブや他のハーブ。
ストレートでのフレーバーは口がすっきりし、心地よい。
ハーブ、シナモン、ミントチョコレートがフィニッシュに感じる。
水は合わないので、氷を加えると素晴らしい。
オレンジビター、ミントチョコレート、アブサンとトフィーが感じられる。
フレーバー(氷を加えた時)は甘いが、飽きがくるようなものではなく、
さっぱりしてクール、レモングラスも現れる。

ですって。1998年蒸留のシングルカスクで、802本のボトリングです。
僕が試飲した感じでは、そのままでラスティネイルの味です。絶品ですよ!
今夜もvisionにて、お待ちしております。

ATCF Ltd. official web site はコチラ

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