2021/06/22
いよいよ緊急事態宣言が解除されて、まだまだ色々な制限はありますがとりあえずはお酒が提供出来るようになって一安心ですね。
VinSanto 併設の恵比寿ウイスキーショップは緊急事態宣言下から常にモルトの入荷を続けて参りました。
本日は2021年6月前半にリリースしたボトルをまとめてご紹介致します。
ワット夫妻による2020年設立の新鋭インデペンデンスボトラーズ会社、ワットウィスキー。
セカンドレンジであるシリーズ、エレクトリッククーをご紹介。
エレクトリッククーという個性的な名前は創業者のマークワットと親友デイビットスタークの名前をもじったもので、ワット=電力・スターク=若い牛の2つの意味をかけてエレクトリッククーと名付けられたんだそう。
こちらのカリラ はSTRカスク(Shaved Toasted Rechared )というちょっと特殊な樽を使って熟成。
スモーキーで海藻、ベーコン、キャラメルなどのフレーバーが香る一本。
ワットウィスキーの同シリーズからさらにカリラをご紹介、こちらは13年熟成と先程のボトルよりも一年ほど長い熟成期間となります。
さらに甘口ワインのポートワイン樽でフィニッシュ、ポート由来の甘くジューシーなベリー系果実の風味を楽しむことができます。
熟成期間の近いカリラ 同士なので比べて飲むのに最適、樽による味わいや香りの影響を存分に感じ取ってみて下さい。
さらにエレクトリッククーのシリーズからこちらはマクダフ。
マクダフ蒸留所は2種類の銘柄を持つちょっと珍しい蒸留所で、オフィシャルのシングルモルトはグランデブロン、ボトラーズのものはマクダフの名前でリリースされます。
根強いファンを持つハイランドモルトのひとつですね。
こちらはシェリー樽熟成、華やかな香りとシェリー由来の芳醇さ・厚みのある味わい。
ボトラーズとして70年以上の歴史を持つ老舗、ダグラスマクギボン社のシングルカスクブランド、クランデニー。
熟成のピークを迎える良質なシングルモルトのみを厳選してシングルカスクのみでボトリングというこだわりのシリーズです。
こちらはスカイ島の人気蒸留所、タリスカーの原酒をボトリング。ボトラーズでのリリースが非常に珍しいことでも知られるタリスカーだけに期待値も高まりますね。
ちなみに小説家のロバート・ルイス・スティーブンソンはタリスカーのことを酒の王者と評したそうです。
キャラクター オブ アイラ ウイスキーカンパニーは、ブティックウイスキーをプロデュースするアトムブランズによるアイラ島のシングルモルトに特化したボトラーズブランド。
こちらのシリーズ、ウインド&ウェーブは注目に値する樽や二度と出会えない高品質な樽など、厳選した特別な樽のみをセレクトしたプレミアムレンジです。
蒸留所はボウモア、アイラ島の女王と形容されることもあり、パワフルなアイラモルトの中でも上品な味わいで非常に人気の高い蒸留所ですね。
タリスカー同様、最近は特にボトラーズでのリリースが少ない貴重なボウモアです。
Naoshi Morioka 森岡尚史
VinSanto Bar & Study 恵比寿
03-3464-4641
Google Map 渋谷区恵比寿西2-1-7
Facebook
Instagram