2009/04/14
先日、ある女性バーテンダーの方から、
“美しい時間”
と題された恋愛小説を借りまして、あっという間に1日で読み終えました。
元々、読むのが早く、一度没頭すると途中で辞めずに、あっという間に読む事が多いのですが、
小池 真理子さんの“時の銀河”と、
村上 龍さんの“冬の花火”の2編から成るこの本は、やはり凄く魅力的で、読むスピードが更に早くなりました。
このお二人の小説、エッセイは普段もよく読んでいて、大ファンなのです。
いつ、どの作品を読んでも、必ず読後感に何か引っかかりが残る…
人生を省みるきっかけをくれる…
そして裏側に毒を含んでいる…
そんな作品ばかりだと思います。
そして、素敵なのは、2人の関係です。
20代の頃、よく一緒に遊びに行っていたというお二人はその後、約30年の時を経て、今回の競作をきっかけに再会したそうです。
その事はそれぞれの、まえがき、あとがきにはっきりと記されています。
“それぞれの人生に、これまで何があったにせよ、そして、この先、それぞれの中をどんな時間が流れていくにせよ、こうして龍さんと一冊の本を書き残すことができたと思うと、本当に感無量である。”
“わたしは彼女の独特の官能的な表現をリスペクトしていた。小池 真理子と競作本を作るのは感無量だった”
とあります。
どれだけ、充実した瞬間を積み重ねることが出来るか…
この先、どれだけお互いにリスペクト出来る関係の人と出逢えるか…
その為に普段、自分は何をすべきか?? そういった事を省みるきっかけをくれる、素敵なお二人です。
今夜も楽しみにお待ちしております♪♪