シェリー日記/加藤

2007/01/27

in: BAR
今年のvaneはシェリー元年!と言う事で、先日の休日もスペインバルでお勉強してきました

今回飲んだシェリーの中で、特筆すべきシェリーが一つ。ガスパル・フロリド社
(1887年創業の、小さな家族経営の会社で、8人という小人数で経営を続けているそうです)
の「プレアマール」と言う、熟成マンサニージャです。

マンサニージャは、スペインの北西、サンルーカル・デ・バラメダという
地方でのみ造られている、フィノタイプのシェリーで、
味わいはドライでボディーは軽く、とてもさっぱりとしたシェリー。
通常は3、4年の熟成期間を経てボトリングされる事が多いそうですが、
この「プレアマール」は6年の歳月をかけ熟成された、珍しいマンサニージャ。
フィノ・タイプのシェリーの熟成期間の限界は6年と言われ、
7年を越えると熟成中に液面に浮いている酵母が、液中に溶け出してしまう為に、
液面が直接空気に触れて酸化が始まり、原酒が色付きはじめるので、
フィノ・タイプではなくなってしまうそうです。
プレアマールはこの限界ギリギリまで熟成を進め、絶妙なタイミングでボトリング、
普通のマンサニージャには無い、味わい深いコクと香りを有しています。

こんな熟成感を持ったマンサニージャがあるとは・・・。
目から鱗を39枚程落としながら、至福と共に飲み干してしまいました。
皆さんも何処かでこのプレアマールを見つけたら、是非一度試してみてください。
感動すること請け合いです。ただし、目から鱗が30枚~45枚の幅で落ちますので、
鱗の数が少なくなっている方は要注意です。

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