トリュフとコニャック、そしてカマンベール

2007/04/21

in: Vision

Visionの八嶋です。ブランデーといえばフランス産がよく知られています。
その中でもコニャック地方で生産されるブランデーは特に高い評価を受け、
また、その中でも最高峰として知られるのがグランドシャンパーニュ地区。
石灰質の土壌で育つ葡萄は、アロマが凝縮された良質なコニャックを生みだします。
そのグランシャンパーニュ地区に、今では残り僅かな貴重な生産者が住んでいます

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その名は「ポールジロー」。1800年代の後半からコニャックの生産を始め、
現在に至るまで高品質なコニャックを生み出し続けています。
ジロー家のコニャックが貴重なのは、ポールジロー氏が「コニャックは自然の賜物」
という考えに集約されています。大手のメーカーが機械化されているのに対し、
全ての葡萄を一つ一つ手で積み品質を確認し、イーストを用いた醸造ではなく、
逐一様子を確認しながら葡萄を自然に発酵させ、一括して大量に蒸留させずに、
片時も目を離さず樽に詰めるタイミングを計る。こんな工程を彼自らが手掛け、
膨大な時間と労力をかけ、丁寧に、ていねいにコニャックを造っているのです。

そんなポールジロー氏に敬意を表して、我々もブランデーを作ってみました。
といっても、彼の作り出したコニャックをベースにして、大胆にも・・・

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トリュフを漬け込んでみました。ほぉら、わかりますか!?
ジロー氏にならって、トリュフを一つ一つ丁寧に切り出し、品質を確認し
常温でゆっくりと時間をかけ、逐一様子を確認しながら寝かせました。
トリュフの華やかで気品のある香り、そしてコニャックと共に
複雑に折り重なる味わいのブランデーができました。
そんなブランデーとのベストマリアージュが・・・

カマンベール ド ノルマンディー(AOC)

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ノルマンディー地方は良質のミルクが取れるためチーズの名産地として知られ、
今や「カマンベール」といえば世界中のどこででも作られ、白カビチーズの
代名詞のような存在ですが、本場フランスのノルマンディー地方で作られ、
AOCの認証を持つのが「カマンベール・ド・ノルマンディー」。これが本物です。
いわゆる「カマンベール」と比べると香も塩味も強く、独特の風味があります。
この独特の風味。。ずっと何かに似ていると思っていたのですが、
最近ようやく分かったんです。それは、「トリュフ」です!

トリュフと言われても、その匂いまで分からないという方も多いかと思います。
でも、実際に匂いの成分を調べてみると、どうやら同じような成分が
含まれているらしいのです。これが、トリュフブランデーに合わない訳がないですね。。

騙されたと思って是非お試しを。。!
今夜もvisionにて、お待ちしております。

ATCF Ltd. official web site はコチラ

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