2007/04/10
新入社員と言うか、初めて接客業に携わった頃の話しが良いですかね、私は。
なんせホテルの時は初めアルバイトでしたし、atcfでは新入と言っても、30才でしたしね。
私の接客デビュー、それは・・・回転寿司の「Kっぱ寿司」でした。
KっぱKっぱ~、Kっぱのマークの、Kっぱ寿ぅ司ぃ~!の歌でお馴染みの所です。
今でこそ、ファミリー向け郊外大型店舗展開で、寿司のメイクはお客の側からは
見えなくなってますが、私がデビュった頃は、オーソドックスな回転寿司スタイルで、
一応、カウンター対面形式でしたから、対面商売デビューもKっぱと言う事になります。
つまり対面接客業従事者としての私の礎は、回転寿司で築かれたと言っても、
過言じゃないわけです!・・・微妙ぉ~。
でも、今思い返すと楽しかった記憶ばかりです。
それまでどちらかと言うと内気で、人と話すのも苦手だった私が(信じられます?)、
お客様が来店すれば威勢よく「いらっしゃいませぇ~い!」、
お寿司を作って川に流しては「マグロをどぉ~ぞぉ~!!」と叫び、
お子ちゃまから「お兄ちゃん、海老のワサビ抜き下さい!」とオーダーされれば、
「サビ抜き畏まりやした~!」なんて言いながら、それを事前に察知して、
サビ抜きにしておいた海老をサッと差し出し、「お兄ちゃん早~い!」
なんて言われ、自己満足に浸ってましたね~。
自己満足度の高い日は、仕事帰りに缶ビールをクピィ~!
とやるのがとても心地良かったですね~。懐かしい。
自己満足って言ってしまうと聞こえが悪いですが、
この経験があったから、今でも接客業に携わっているのは事実。
自分がした事で、お客様が気持ち良く、楽しくなってくれる事の面白さ。
それを感じさせてくれた仕事。仕事の質云々はさておき、
そう言った気持ちを芽生えさせてくれた事は、今でも有り難く思っています。
だからたまに行っちゃうんですよね~、Kっぱ寿司。味は相変わらず・・・。