2008/02/29
ここ一ヶ月半程、休みの日は仕事上がりでそのまま実家に帰っています。
理由は我が父君。昔は「この人は鬼だ!」と思っていたぐらい強く恐く、
実際バットを振り上げ怒る様は、本当に鬼でした。
怒っている時以外は仕事してるか、寝ているかのどちらかといった感じの父君でしたが、
ここ一ヶ月半程は心労がたたり、かなり弱っていたのです。
先週あたりからようやく回復しはじめ、だいぶ元気になってきて、
カミさんや兄君を交えて、ゆっくりと話せる時間が増えました。
生まれてから今までで、こんなにゆっくり父君と色々話すのは初めて
と言う位に話していて、ふとある事に気付く。
うちの父君、かなりのオヤジギャグ好き。平均5分に一回は飛び出します。
調子が乗ると、1分に2~3回は炸裂します。さすが理数系、頭の回転が早い。
しかし繰り出すオヤジギャグの全てが・・・う~ん、見事にツマラない。
父君、勘弁してくださいと辟易しつつも、私の心によぎる思い。
私のギャグセンス、親譲り。なぜそこを継ぐ・・・。
完全に文系頭の私としては、理数系頭を継ぎたかった・・・。
齢32を前にして発覚したこの事実。父君との密接なる繋がりを感じ、
嬉しくもあるが、ほのかに歯痒い。
愛しさと切なさの狭間で枕を濡らす、そんな晩冬の今日この頃でございます。