2013/10/14
今月31日は、毎年10月恒例のイベント、ハロウィン。
街中で仮装している人たちを多く見かけますね(^^)
悪魔や魔女の衣装を着た小さな子供、とってもかわいいですよね( ̄▽ ̄)
ハロウィンは、キリスト教の聖人の祝日「万聖節」の前夜祭。
古代ヨーロッパの原住民ケルト族の収穫感謝祭がキリスト教に取り入れられ、
現在のハロウィンになったとされています。
ケルト族の1年の終わりは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、
精霊や魔女が出てくると信じられていました。
これらから身を守る為に仮面を被り、魔除けの焚火を焚きました。
これに因み、31日の夜、南瓜をくり貫いて作ったジャック・オー・ランタンにロウソクを立てて、
魔女やお化けに仮装した子供達が「Trick or Treat(お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)」
と唱えて近くの家を1軒ずつ訪ねる。
伝統的でユニークな行事ですね(^^)
さて皆様、その、ジャック オー ランタン、そもそも何なのかをご存知でしょうか?
今日はその由来についてです。
その昔アイルランドにジャックという男がいました。
ジャックは無類の酒好きで、いつもいつも飲んだくれていました。
あの世とこの世の繋がる、ハロウィンの夜。
いつものように酒場で飲んだくれていると地獄からやってきた悪魔に出会います。
その悪魔はジャックに「魂をとってやる」と襲い掛かりますが、
ジャックは「魂はあげるから、その前に酒を一杯だけおごってくれ」と悪魔に言います。
悪魔も一杯くらいならと酒を買うお金に化けます。
するとジャックはそのお金を素早く財布にしまい悪魔を閉じ込めます。
そこでジャックは悪魔と取引をします。
自分の魂をとらないと約束すれば財布からだしてやるという取引です。
悪魔はそれを了承し、財布から逃げてゆきました。
更に10年後、悪魔はやってきます。
するとジャックは「魂はあげるから、最後にあの木に登ってリンゴをとってくれ」こう言いました。
リンゴくらい良いかと悪魔が木に登ると、ジャックは素早く木に十字架を彫りました。
悪魔は十字架が怖くて木から降りられません。
するとまたジャックは悪魔に取引を持ちかけ、今度は二度と魂をとらないよう、約束します。
いずれ年をとってジャックは死んでしまうのですが
地獄の門に辿り着いたときあの悪魔に出会います。
でも悪魔は「約束したからお前の魂はとれない」と門に入れてくれません。
仕方なくジャックは暗い道をさまよい歩きました。
その時、悪魔から渡された石灰を火種に、かぶをくり抜いたのちょうちんを持っていたのだそう。
それからそれは死んだ人々の魂のシンボルとして定着したそうです。
アメリカではかぶはあまり馴染みが無い為、かぼちゃに変更されました(^^)
だからジャック オー ランタンなんですねー!
ハロウィンで、テネシーウィスキーのジャックダニエルが定番化されているのも納得。笑
海外にはユニークなエピソードが沢山ですね!(^^)
さて。本日はハロウィンという伝統的な欧米行事のお話をしたので、伝統的な欧米ブランデーを。
アララト
少し珍しい、アルメニアのブランデー。
Takayo Mano
—–
bar Algernon Synonym / 赤坂見附
*17:00 – 0:00 (日祝定休), 17:00 – 2:00(金、祝前日)
*TEL 03-3586-0535
*港区赤坂3-10-6 雪華堂ビル 3F / Google map
銀座線・丸の内線 赤坂見附駅 10番出口より徒歩2分
半蔵門線・有楽町線・南北線 永田町駅 10番出口より徒歩2分
千代田線 赤坂駅 1番出口より徒歩6分