2019/09/29
平井のブログ第3号は前回に引き続き、スペイサイドからアベラワー蒸留所をご紹介致します!!!!!
アベラワー蒸留所はマッカラン蒸留所があることでも知られている、スペイ川中・下流域地区にある蒸留所です。
1879年、ジェームス・フレミング氏により創業。アベラワーとは「ラワー川の落合い」という意味で、スコットランドで1番高いとされる標高840メートルのベンリネス山を源とするラワー川沿いに立地しています。
仕込み水はベンリネス山の中腹の泉から引いていますが、創業当時は聖ダンスタンがピクト族の洗礼に使った井戸水で仕込んでいたそうです。しかし、気づくと井戸水は涸れてしまいそれによって今の仕込み水を使うようになったのです。
ですが1986年に国際ワイン&スピリッツ大会で金賞を受賞すると、不思議な事に一時的に井戸から水が湧いたというお話も、、、
神秘的!!!
蒸留ですが、オニオン型のポットスチルで蒸留しており、それによりフルーティーな味わいが生まれております。
アベラワーの特徴の1つと言えるのが、シェリー樽とバーボン樽の2つを使って熟成するダブルカスクマチュレーション!
それぞれの樽で熟成したウイスキーをバランスよく合わせる事により、アベラワーは生まれているのです!
ちなみになのですが、「アベラワー アブーナ」はスパニッシュオークのオロロソシェリー樽で熟成したシングルカスクです。
日本では2016年の10月から再発売され、沢山の人々に愛されるているアベラワー蒸留所。
当店では18年がございますので是非!